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そのまま保存は【絶対にダメ!!】にんにくの正しい保存方法を八百屋が伝授

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

本格的に暑くなってきて、夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。

そんな方は、スタミナをつけていかないといけないですね。

野菜の中でもスタミナ野菜と呼ばれるものが一部あります。例えばニラやモロヘイヤ、にんにくなどがありますが、特にアリシンが豊富なにんにくの効果は強いんです。

なので、夏バテ気味の方はぜひにんにくでスタミナをつけて欲しいところなんですが、にんにくってなかなか使いきれませんよね。

そんなときどうやって保存していますか?とくに何もせずにそのまま保存している方も多い気がします。

たしかににんにくはそのままでもそれなりに長持ちする野菜ですが、食味はどんどん落ちてしまうので、正しい保存方法で保存するべきなんです。

そこで今回は「にんにくの冷蔵保存」と「にんにくの冷凍保存」の方法について紹介していきます。

にんにくの冷蔵保存方法

にんにくを冷蔵保存する際の手順を紹介します。

1.キッチンペーパーや新聞紙でつつむ

2.保存袋に入れる

3.冷蔵庫の冷蔵庫の「チルド室」で保存

にんにくはそのままビニール袋に入れて冷蔵庫に入れると、にんにく自身の水分が揮発して、カビが生えてしまいます。

ペーパーに包んで保存することで、湿度の調整をしてくれるのでより長持ちします。

また、にんにくの最適保存温度は0度くらいがベストです。

冷蔵庫の中の温度はチルド室が一番低いため、チルド室で保存がベストなんです。

この方法で冷蔵保存したにんにくは、およそ1ヶ月保存が可能です。

にんにくの冷凍保存方法

にんにくは冷凍保存が可能です。

ただし、にんにくは買ったそのまま保存するととても使いにくいので、以下の方法での冷凍保存方法がおすすめです。

にんにくの冷凍保存方法を紹介します。

1.にんにくを1片ずつに分けて皮をむく

2.冷凍用保存袋に入れる

3.冷凍庫に入れる

この方法で冷凍保存したにんにくの保存期間は、およそ半年は持つといわれています。

といっても食べられるという観点では半年もつのかもしれませんが、冷凍した野菜でも基本的には長期間放置はせず、早めに食べ切ってほしいと思っています。

とくに家庭用の冷凍庫は開け閉めが多い場合もあるので、早めに食べ切ってくださいね。

八百屋おすすめのにんにくを使った料理

にんにくを使った夏のレシピだと「アスパラガスのガリバタホイル焼き」というレシピがおすすめです。

アスパラガスのガリバタホイル焼きのレシピ」という記事を別で書いています。

気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

にんにくの保存方法まとめ

今回は「にんにくが長持ちする保存方法」について紹介しました。

にんにくは、特売で安く売られていることもあるので、大量に手に入ったときは、今回の方法を試してみてください。

正しくにんにくを保存して、捨てることなく最後まで食べ切っていただけると嬉しいです。

他にも「ハズレのにんにくを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授!」という記事も書いていますので、気になる方は読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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