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ハズレのにんにくを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授!

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

本格的に暑くなってきて、夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。

そんな方は、スタミナをつけていかないといけないですね。

野菜の中でもスタミナ野菜と呼ばれるものが一部あります。例えばニラやモロヘイヤ、にんにくなどがありますが、特にアリシンが豊富なにんにくの効果は強いんです。

そんなにんにくですが、かなり傷みにくい野菜なので、売り場で売れ残ったものがずっと陳列され続けることがよくあります。

例えば1ヶ月前に陳列されたにんにくと、今日陳列されたものが混ざっていることもよくあります。

いくらにんにくといえど、1ヶ月も経つと食味は落ちてしまうので、なるべく新鮮なものを見分けたいですよね。

そこで今回は「にんにくの選び方」と「八百屋おすすめのにんにくを使った料理」を紹介していきます。

にんにくの選び方

鮮度の良いにんにくは3つのポイントで選びましょう。

・芽がでていない
・全体的に乳白色
・全ての片が茎にくっついている

にんにくの選び方①芽がでていない

鮮度の良いにんにくを見分けるときは、最初に「にんにくの先」に注目しましょう。

にんにくの頭の部分には突起がありますよね。その部分に芽が生えているものは売り場に陳列されてから(もしくは収穫されてから)時間がかなり経過している証拠です。

私が働いているときも、売り場でずっと売れ残ったにんにくや陳列棚の後ろに落っこちていたにんにくには芽が生えていました。

もちろんそういうにんにくは、店員がすぐに見切りにするべきなのですが、なぜかにんにくは見逃されていることがよくあります。

芽が出たら食べることができないというわけではないのですが、鮮度をみるときの1つの目安になるので、チェックしてみてくださいね。

にんにくの選び方②全体的に乳白色

次に「にんにくの色」に注目しましょう。

傷んでいるにんにくは、一部分が黒くなったり、カビが生えるとお尻の部分に黒い斑点ができます。

全体的に乳白色のにんにくを選ぶと傷んでいるにんにくを避けることができますよ。

とくに複数個ネットに入っているにんにくの場合は、にんにく同士の設置面に黒いカビがついていて見えない場合あるので注意しましょう。

にんにくの選び方③全ての片が茎にくっついている

最後に「にんにくの片」に注目しましょう。

全ての片が茎にしっかりくっついているにんにくは鮮度が良いです。

逆に1つ1つの片が離れているものは、乾燥しすぎていて水分が抜けているので選ばないようにしましょう。

乾燥具合は重さでもわかります。極端に軽いにんにくは避けるようにした方が無難です。

八百屋おすすめのにんにくを使った料理

にんにくを使った夏のレシピだと「アスパラガスのガリバタホイル焼き」というレシピがおすすめです。

アスパラガスのガリバタホイル焼きのレシピ」という記事を別で書いています。

気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

鮮度のよいにんにくの選び方【まとめ】

今回は「鮮度の良いにんにくの選び方」を紹介しました。

ぜひ今回の記事を参考にしてにんにくをたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「にんにくを圧倒的に長持ちさせる裏技」という記事も買いているので、気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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