iPhone/iPad/Mac/Watchの「すみ分け」・Apple製品の用途はこう違う
こんにちはYouTubeチャンネル「Appleが大好きなんだよ」を運営しているダイスキ(大好きさんと呼ばれているので)と申します。
4月21日に2021年新型iPad Proが発表され現在検討中の方もいらっしゃると思います。
連係機能が盛り沢山のApple製品は揃えるとどんどん便利になって行きますが、本当にコレ必要だろうか?と疑問が出ますよね。
今回は主要アイテムiPhone/iPad/Mac/Watchのそれぞれの特徴や得意分野/弱い部分を再確認して「すみ分け」について考えます。
追加購入に迷ってる方や視野に入ってない方の検討材料になれば嬉しいです。
<ポイント1:用途の一部は被る>
まず用途は部分的に被って当たり前です。
自動車とバイクと自転車全部持ってる人いますよね。
「移動手段」という意味では全て被りますが得意なことが違うので自然に使い分けていると思います。
Apple製品も同じです。メール/メッセージ/WEB閲覧/SNS/音楽動画視聴/文書作成などは基本的に被ります。
Apple WatchはiPhoneの補助的な要素も大きいアイテムなので、それを除くiPhone/iPad/Macだと
さらにかぶる部分は増えてきます。
<ポイント2:それぞれの特徴>
被るからといって2種類3種類要らないというものでもありません。得意分野と弱い部分がそれぞれあります。
1.Mac
Appleのルーツ的なアイテム。Macはいわゆる「パソコン」です。
用途に最も拡張性が高いのがMac
得意:「マルチタスク」「高度な専門アプリ」「ビデオ出力」「クリエーション」
弱い部分:「タッチ操作」「撮影」「携帯性」「ペンシル入力(液タブなどが別途必要)」
※マルチタスクは同時に複数のアプリケーションソフトを立ち上げて並行して作業をすることです
例えばブラウザ/グラフィックスのアプリ/動画編集アプリ/メール/メモなどを同時に使うなど
2.iPhone
今やAppleで一番ユーザーの多いアイテム
コンパクトなボディで電話からカメラ、インプットアウトプットまでをこなす
得意:「携帯性」「カメラ」「モバイル通信」「手軽なクリエーション」「バッテリー持続」
弱い:「マルチタスク」「画面サイズ」
3.iPad
手軽に使える現代のコンピュータ/多機能電子手帳/エンタメビューワー
得意:「手軽さ」「iPhoneより見やすい画面」「手書き入力」「クリエーション」「モバイル通信(オプション)」
弱い部分「マルチタスク」「ビデオ出力」
4.Apple Watch
iPhoneライフをフワッと快適にする存在/健康管理のアシスタント
得意:「装着する携帯性」「通知など補助性能」「ヘルスケア」「ワークアウト」「モバイル通信(オプション)」
弱い部分「クリエーション」「バッテリーのもち」「撮影機能なし」
<ポイント3:すみ分け表>
それぞれの特徴をふまえてすみ分け表を作りました。
紫:Mac 黒:iPad 薄紫:Apple Watch ピンク:iPhone
となっています。
1.Macでしかできないこと
本格的なマルチタスク/プロ向け専用アプリ/豊富な外部機器接続/3面以上の多画面表示/プログラミング
2.iPhoneにしかできないこと
高度な撮影/全機種にモバイル通信機能/Apple Watchの親機
3.iPadにしかできないこと
手描きや手書き入力/手軽に大きめな画面が使える
4.Apple Watchにしかできないこと
アクティビティ記録/ヘルスケア各項目記録/多種目なスポーツ記録
<iPadについて>
iPadについては私の場合Apple Pencilが出てから2016年あたりに本格使用しはじめましたが、手書きの手帳やノートを全てiPadに入れバッグが軽くなりました。
例えば仕事の打ち合わせメモ/語学の勉強ノート/アイディアノート/仕事で使った書類をpdfで現場書き込み
などで活用
日常生活でもMacやiPhoneでやっていた毎日のメール/WEB閲覧やSNS/動画視聴なども、手軽なのに大きめの画面のiPadで行うことが増えました。クリエーションを中心とした使い方でなくともiPhoneとMacの中間の位置づけで活用できるシーンはかなり多いです。
クリエーションではAdobe Illustratorの描画などもApple Pencilの手書きの味わいをiPadで出してデスクトップ版 Illustratorへの送信機能など活用して仕上げをMacで行うなどをしています。
<まとめ>
かぶる用途についてはご自身がどういう画面サイズや入力方法で作業をすることが多いか、作業したいかによって選んでいく感じになります。
近年はApple製品同士の連係機能がどんどん強化されており、iPhone/iPad/Mac/Watchを複数持っていても、作業の引き継ぎなどが簡単にできるのでより便利になっています。iPadをMacの外付けディスプレイにする無線機能のほか写真や動画その他のファイルをアイテム間で簡単に無線送信も可能になっています。
<2021年新型iPad Proの特徴について>
「iPad Pro11”第3世代/12.9”第5世代」
4/21のイベントで発表。
今回はプロのクリエイター向けや現場でのコミュニケーションに焦点が当てられています。
ポイント
1.最新Macと同じ低電力高性能なM1チップ内蔵
2.高速なThunderboltポート
3.モバイルセルラー通信5G対応
4.12.9インチモデルはHDRコンテンツを元データに近い表示が可能なディスプレイ
5.自撮りカメラが進化しライブやビデオ通話などで出演者が常にセンターに調整される
と進化を見せています。
処理性能はMac並になり、どうやって活用するのか可能性無限大!ユーザー次第な部分もありますが、iPadOSの進化によってはパソコンの代わりも夢ではないかもです。4月30日予約注文開始で5月後半発売となっています。
<前モデルからの変更点>
・M1チップ内蔵で性能大幅アップ(CPU50%↑GPU40%↑)
8コアCPU/8コアGPU
M1チップは最新のMacに先に搭載されていたARM系のApple独自設計のもの
メモリ8GB/16GB(1TB/2TBモデル)
・ストレージ最大2TB
・Thunderboltポート( 6K出力対応)
・セルラー5G通信(日本はサブ6GHz)
・12MPフロントカメラ(前モデル7MP)
超広角/センターフレーム機能
・カラー2色
シルバー、スペースグレイ
・12.9”は 「Liquid Retina XDRディスプレイ」
miniLED 10000個
フルスクリーン輝度1,000ニト
ピーク時1,600ニト
標準600ニト
1,000,000:1コントラスト比
ProMotionテクノロジーでリフレッシュレート120Hz
P3広色域
・価格:94800円-244800円(11”)
・価格:129800円-279800円(12.9”)
・Magic Keyboardにホワイト
ナレーション付きのスライドショーを中心とした動画はこちらです。内容は近いですが音と映像がいい方はどうぞ。
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