【1年使用レビュー】折畳み薪ストーブのメリット・デメリット
「薪ストーブいいなぁ、欲しいなぁ」と思っている人への記事です。
昨年、初めて薪ストーブを購入した私ですが、約1年で10泊くらい薪ストーブを使ってキャンプしました。雪中キャンプや海辺でのキャンプなど、様々な状況で使用しましたが、使ってみてわかったメリット・デメリットをご紹介します。
お時間ある方はぜひ動画でご覧ください↓↓
折畳み薪ストーブ
D&Rというメーカーの折畳み薪ストーブを昨年Amazonで購入しました。開封レビュー動画はこちら↓↓↓
使ってみてわかったメリット
メリットだと感じたのは以下の3点。
1.コンパクトになる
2.掃除がしやすい
3.パーツ交換ができる
1.コンパクトになる
収納サイズは実測で、縦30センチ・横43センチ、そして厚みはなんと約10センチ!
これだけ薄くなると、車へ積載する時にちょっとした隙間に入るので、すごく便利でした。
冬はなにかと荷物が多くなるのでコンパクトな収納サイズというのは最大のメリットだと思います。
2.掃除がしやすい
この薪ストーブは折畳み式のため、天板・サイドのパネルを取り外すことができます。また、煙突はステンレスの板を巻いた巻き煙突なのでリングを外せば広がります。
そのため折畳みではない薪ストーブに比べ掃除がしやすいと思います。私の場合、掃除が大変だと使う回数も減ってやがて使わなくなるパターンになる可能性があるので、掃除が簡単というのは大きなメリットでした。
3.パーツが交換できる
サイドのパネル、煙突は単品でも購入できるので、耐熱ガラスが割れた場合など簡単に交換することができます。
二次燃焼のサイドパネルが発売されたので、さっそく購入しました。今年の冬試してみるつもりです。
使ってみてわかったデメリット
デメリットだと感じたのは以下の3点。
1.歪み(ゆがみ)が酷い
2.長い薪が入らない
3.気密性が低い
1.歪み(ゆがみ)が酷い
パーツの取り外しができるのは便利ですが、その分一般的な箱型の薪ストーブに比べ剛性が低く変形しやすいと思います。天板・本体の底部分・サイドのパネルなど各所で歪み(ゆがみ)が発生しました。
サイドパネルが差し込みにくいなど、組み立てに手間がかかるものの、組み立ててしまえば変形はある程度解消されます。
2.長い薪が入らない
この薪ストーブの燃焼室のサイズだと35センチより長い薪は入らないと思います。
薪は38センチや40センチなどで販売されていることもあるので、35センチ以下の薪を購入しないと、全部のこぎりで切る羽目に・・・。
これが意外と大変なのでデメリットとさせていただきました。
3.気密性が低い
パーツが分離できて便利なのですが、その反面隙間はかなり多いです。
隙間が多く、気密性が低いとどうなるのか。
考えられるのは、燃焼が弱くなり煙突効果(ドラフト)が失われ逆流が発生した時に隙間の至るところから煙や一酸化炭素が出てしまうということ。
今年の冬も使います。
いくつかデメリットはあるものの、使ってて楽しいので私は今年の冬もたくさん使おうと思っています。
折畳み薪ストーブの購入を検討されているの参考になれば幸いです。
実際に薪ストーブでキャンプしている動画もYouTubeで配信していますのでぜひそちらもご覧ください。
以上、あらなみCAMPでした。