How to

  • いいね

本を断捨離!長い間本を捨てられなかった理由

浅川りか

ゆるミニマリスト、イラストレーター

QRコード

スマホ版Yahoo! JAPANのフォローで最新情報をチェックしてみよう

こんにちは、イラストレーター兼ゆるミニマリストの浅川りかです。
私が服と食器の次に手をつけたのは「本」でした。

本棚はいつもぎゅうぎゅう

私の部屋には本棚がありましたが、いつもパンパンな状態でした。
通常の本棚の使い方では本が入りきらず、上にも手前にも横倒しになった本が積み重なっている状態…。本の重さで本棚代わりのカラーボックスはたわんでいました。

まあ、結構悲惨な状態。こんな感じのカラーボックスが3つ4つ…
まあ、結構悲惨な状態。こんな感じのカラーボックスが3つ4つ…

そこで思い立ったのが、次は本を減らそう!ということ。まずは自分の持っている本を一冊ずつ見直していくことにしました。すると、実家にもかなりの本を置いてきているにもかかわらず、英語の本やら絵の本やら映画の本やら出てくる出てくる。

私の場合、一番多かったのが資格の本でした。中には実際に資格を取得できた物もありましたが、ほとんどの本は全く手付かず。「よし、一念発起して本を買い揃えよう!そうすれば勉強するはず」と、どんどん本が増えていったのです。(お恥ずかしい…)

絵の資料集もなかなかの量でした。
絵の資料集もなかなかの量でした。

その次が英語の本。学生時代に使っていた英語の単語帳や文法の本を、未だに捨てられずにいたのでした。一度も読んでいないビジネス書なども沢山ありました。

本は自分のコンプレックスを映す鏡だった

一冊一冊見ていくと、今使えるような内容の本はほんの僅かでした。今後の仕事に使えそうな本も一握り。ほとんどが「過去の自分」が必要としていた本なのです。にも関わらず、私はその本たちを長い間捨てられずにいました。何故でしょうか。

私の場合、本を捨てられない理由はいろいろなことに対する不安やコンプレックスでした。

不安や焦りなどの気持ちを、本を買い、所有することでごまかしていた
不安や焦りなどの気持ちを、本を買い、所有することでごまかしていた

知識不足で恥ずかしい思いをしたり、周囲の人たちに追い越されたときに虚しい気持ちになったりした経験から、本を手元に置いておくことで自分を守っていたのだと思います。「もしまた知識が足りなくて焦ることがあっても、この本があれば勉強すれば何とかなる」と。私の場合、本を読んでも結構すぐに忘れてしまうので、忘却することへの恐怖心も持っていたのかもしれません。

でも、よく考えてみると何年も読んでいないような資格の本を、今更長い時間をかけて勉強することはあまり考えられません。そもそも、資格などの本は年度毎に問題の傾向が変わったりするので、受験し直すとしたら最新版を買い直すほうが良いでしょう。ということで、資格系の本は全て手放すことにしました。

本を気持ちよく手放すには…自分の不安に目を向けてみよう
本を気持ちよく手放すには…自分の不安に目を向けてみよう

その他にも、絵の資料集などは画像検索で事足りているために全く使っていませんでしたし、ビジネス系の本なども「いつか勉強しなきゃ」という気持ちで持っていることがかえって自分の負担になっていました。そんなわけで、今後も使わなさそうなビジネス書や写真の資料集なども手放しました。

今の自分を冷静に見つめ直してみると、そんなに新しく資格を取らなくても出来ることは沢山あることに気付きました。私の場合、今の自分に本当に必要な本は新しく何かを身に付けるための本ではなく、今ある物を磨いて良くしていくための本だったんですね。
本を手放すと同時に、過去の自分に対するコンプレックスや、「やらなきゃ」という焦燥感からかなり解放されました。今まで自分の足りていない部分ばかり見ていましたが、今ある物を見られるようになったのだと思います。

今回本の整理をしたことで、自分のコンプレックスや不安と向き合えたのはとても良い経験でした。私以外にも、不安な気持ちの救いを本に求めている人は多いかもしれません。
例えば、ファッション雑誌をなかなか捨てられない人は「自分はセンスがない、おしゃれに自信がない」と思っているかもしれませんし、コミュニケーション系の本が多い人は、「自分は人付き合いが苦手だ、喋るのが下手くそだ」と思っているのかもしれません。
本が捨てられない!という人は、私のように自分の足りない部分を補おうとして本を溜め込んでいる可能性があるので、一度自分の本棚を見つめ直してみると新しい発見があるかもしれません。

大事な本たち。捨てないで手放す方法を知る

私が本をなかなか捨てられなかった原因が他にもあるとすれば、幼い頃から親に「本は大事に」と口酸っぱく言われていたためかもしれません。(実際、本は大事ですからね)「本は大事」と思うあまり、なんとなく不要な本でもゴミ捨て場に捨てられなかったのです。
かといって、捨てる以外の方法を知っているわけでもありませんでした。人にあげる、古本屋に持っていく、くらいしか知らなかったので、「そんなに手間をかけるくらいならこのまま持っておこう」となってしまったのです。

今回、本をどうにか捨てずに手放す方法はないだろうか?と調べ、高く売れそうな本はフリマアプリ、それ以外の本は古本屋などの宅配買取でまとめて買い取ってもらいました。

自分の大切なものを使ってもらえるありがたさ。
自分の大切なものを使ってもらえるありがたさ。

宅配買取は、ネットで申し込むと宅配業者の方が玄関先に段ボールを取りに来てくださるので、本を詰めた段ボールを渡して完了。あとはお金が振り込まれるのを待つだけです。本をわざわざ持っていく必要もなく、とても良かったです。お財布にもプラスになり、大事な本がゴミにならずに誰かに読んでもらえるというのは精神衛生上も安心感がありました。

本当に必要な本は残そう

自分の家や実家に大量にあった本ですが、手放したり電子化したりして、今は紙の本は10冊程度まで減らすことが出来ました。何度も読み返すような本だけにしてあるので、管理がしやすくとても快適です。何より、自分が本当に大事にしているものや、今後本当にやりたいことの方向性が明確になったような気がします。ただ、私は本が好きですし、まだまだ電子書籍版がない本も多いので、紙の本はどうしても増えてしまうと思います。今後も定期的に見直していく予定です。

さて、ここまで書いてきましたが、私は誰それ構わず「本を捨てろ!手放せ!」と言いたいのではありません。持ち物の適量は個人個人で異なるので、沢山本を持っていて快適な方は沢山持っていても全く問題ありません。私のように本を溜め込んでしまって、「捨てたいのに捨てられない…」とモヤモヤしている方の停滞感を少しでも打破できれば良いなと思い、この記事を書きました。

本を手放していくのは自分と向き合う作業でもあります。気持ちを落ち着かせて、ゆっくり進めていくのがオススメです。今まで気づかなかった自分と対話する良い機会になると思います。

ーーーーーーーーー

以下のリンクでは、私のイラストのお仕事や最近ハマっているアニメーション作りについてゆるく発信中です。もし良かったら覗いてみてください。

Twitter→ こちら  公式HP→こちら

シェア

いいね

コンテンツへの感想