お財布の中身をスッキリさせたら貯金が増えた話②
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こんにちは、イラストレーター兼ゆるミニマリストの浅川りかです。
今回は、前回の続き「財布の中の断捨離」についてお話ししたいと思います。
盛り沢山な銀行口座
それまでの私は「クレジットカードだとなんだか使いすぎてしまいそう」という理由から現金派。
所持金が足りなくなったときは銀行へ行き、お金を引き出す必要がありました。しかし系列店でないと手数料がかかってしまうので、どこでも系列店を見つけられるように沢山の銀行口座を持っていました。その方がいざというときに便利だと思っていたからです。
確かに、沢山口座を持つことでどこでも手数料なしでお金を引き落とせるのは良かったのですが、デメリットもありました。
今の貯金額いくらだっけ…?
当たり前のことですが、沢山口座があるとその分貯金額を正確に把握することが難しくなります。
いちいち複数の通帳に記帳して自分で計算しないと今の正確な貯金額が分かりません。
ズボラな私は「だいたいこの口座には○円くらい」「契約書は確かこの辺にあったと思う」くらいのアバウトな捉え方しかしておらず、貯金額の把握も曖昧でした。

しかし、口座のパスワードを忘れかけたり、令和元年から休眠預金等活用法が始まったことを知り、複数ある口座を一つに統一することにしました。
(休眠預金等活用法は10年間口座のお金を放置していると「休眠預金」として扱われるようになり、NPOの活動などにお金が利用されるようになる…という法律です。一度休眠預金になってしまうと、お金を引き出す際に手続きをする必要があるそう。)
このままだと、そのうちあまり使っていない口座のお金が休眠預金扱いになってしまいそうだったので、早めに手続きを進めることにしました。
結論から言うと、私が使っていた大手銀行は簡単に解約できました。
対面でのやりとりが可能な大手銀行は身分証明書や印鑑など必要なものを持って店舗に行くとすぐに解約でき、口座にお金が残っている場合もその場で返金してくれました。対面だと身分証明が円滑に進みますね。
しかし一方で、解約にかなり苦戦した銀行があったのです。それは…
「ネット銀行」の解約に大苦戦
一番苦戦したのは、一番契約が簡単な「ネット銀行」でした。
ネットで簡単に契約できてしまう「ネット銀行」。オンラインで手続きするだけでキャッシュカードが自宅に届く優れたサービスです。しかし、解約の際にはデメリットを痛感することとなりました。
なんと、私が契約していたネット銀行は、大手銀行ほど人件費が割けないためか電話・メールでの対応をしていなかったのです。ホームページの「お問合せBOX」から連絡しようと試みるも、お問合せBOXの機能がうまく動作しておらず、何度送ってもエラーに。
実質連絡手段が全くない状態になってしまいました。
解約ができない!…そもそも連絡がつかない!
予想外の展開。ネット銀行なので、銀行員の方と対面で話せる店舗ももちろんありません。
いろいろな方法を試して、限られたブラウザ、限られた字数、改行なし、記号や空白、半角、カタカナなしの状態で何とか怪文書のようなメッセージを送ることに成功。

返信がなかなか来ない…電話は掛け直し不可
しかし、何日経っても返信がなかなかありません。「さすがにあの文章じゃ無理かな…」と思っていたところ、一件の不在着信が。かけ直してみるも「こちらは発信専用ダイヤルです」と電子音声が流れるばかりで受け取ってもらえず。電話のかけ直しができない仕様のようで、ひたすらかかってくる電話を待つしかありませんでした。
その後も解約用のパスワードが書かれた郵送物が届かなかったり、大昔の住所を調べる必要があったり…ようやく解約に成功したときは半月以上が経過していました。今回の件で学んだこと、それは…
きちんと解約の段階まで調べてから契約しようということでした…。
スマートフォンとの連携も済ませて便利に

銀行口座統一後は、クレジットカードの明細や口座残高をスマートフォンから確認できるように設定し、以前よりも圧倒的に金銭管理がしやすくなりました。その結果無駄遣いが減り、貯金額がの増え幅がアップ。まさに良いことづくめです。
こうして、お財布の中をスッキリさせる!という目標を達成できたのでした。
次回はごちゃごちゃしがちな「化粧品」についてお話ししたいと思います。
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