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【葛飾区】色とりどりの花菖蒲が開花!水元公園の「はなしょうぶ園」で華麗な花菖蒲が咲き始めています

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

葛飾区の宝、水元公園に花菖蒲の季節がやってきました。
園内中央部の「はなしょうぶ園」では、約100種、14000株もの花菖蒲を栽培しており、現在あちこちで鮮やかな花が咲き始めています!
(写真はすべて2022年5月24日撮影)

はなしょうぶ園の入口に立つ案内柱
はなしょうぶ園の入口に立つ案内柱

2号田に咲く花菖蒲。奥には小合溜の水が見えます
2号田に咲く花菖蒲。奥には小合溜の水が見えます

メインゲートのある噴水広場から水元大橋を渡ると、小合溜の右手に、広大なはなしょうぶ園が広がっています。

真っ先に目に入る「2号田」では、紫やピンク、白などの花菖蒲があちこちで端正な花を咲かせています。

2号田の白い花菖蒲
2号田の白い花菖蒲

2号田の紫色の花菖蒲
2号田の紫色の花菖蒲

2号田の右側にある3号田では、ライラック色の花菖蒲が咲き始めています。
こちらの菖蒲田には、株分け3年目のものが植えられており、とりわけ見事な花を見ることができます。

手前と奥でライラック色の花が咲き出した3号田
手前と奥でライラック色の花が咲き出した3号田

花びらの付け根に黄色い模様が入るのが花菖蒲の特徴
花びらの付け根に黄色い模様が入るのが花菖蒲の特徴

八つ橋が架かる景色の中で、風情ある花菖蒲を見られるのが、13・14・15号田です。
現在15号田では、稲妻のように繋がれた橋板の横に、ライラック色の花菖蒲が艶やかに咲き誇っています。

風流な花姿を見て、一首詠みたくなりますね!

八つ橋が伸びる15号田に咲く花菖蒲
八つ橋が伸びる15号田に咲く花菖蒲

たおやかな花の横にはつぼみもびっしり
たおやかな花の横にはつぼみもびっしり

木道が伸びる10号田では、青紫と白のコンビネーションが鮮やかな花菖蒲がひときわ目立っていました。
来園客が次々に訪れては、スマホで写真を撮っていましたよ。

10号田のあちこちで咲き始めた花菖蒲
10号田のあちこちで咲き始めた花菖蒲

青紫と白の配色が鮮烈
青紫と白の配色が鮮烈

2022年の葛飾菖蒲まつりは5月30日(月)~6月19日(日)。水元公園ではステージイベントや模擬店がにぎやかに花菖蒲の季節を盛り上げます。

はなしょうぶ園の広場では、テントの設営も始まっていました。

小合溜を臨むはなしょうぶ園の広場ではテントを設営中
小合溜を臨むはなしょうぶ園の広場ではテントを設営中

「葛飾菖蒲まつり」の提灯が下がる水元公園のメインゲート付近
「葛飾菖蒲まつり」の提灯が下がる水元公園のメインゲート付近

はなしょうぶ園では、6月に向けてますます艶やかな花菖蒲が咲き揃います。
都内最大の花菖蒲の名所を見に、水元公園をぜひ訪れてみてくださいね。

名称: 都立水元公園 はなしょうぶ園
所在地: 東京都葛飾区水元公園
開園時間: 常時開園
入園料: 無料
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から「水元公園循環バス(金63)」で「はなしょうぶ園」下車 徒歩約1分(土・日・祝のみ運行)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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