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【葛飾区】絶品の甘味を帝釈天参道の店先で食べる幸せ!柴又の「高木屋老舗」でお参り後の憩いのひととき

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

柴又帝釈天へのお参りは、参道のお店で名物を食べることも楽しみの一つです。
先日、庚申まいりに訪れた際に「高木屋老舗(たかぎやろうほ)」の店先で、美味しい和菓子を味わってきました!

庚申の日であることを示す参道の案内板
庚申の日であることを示す参道の案内板

柴又帝釈天へ至る参道の二番目の門をくぐると、道の両脇に、高木屋老舗の堂々たる店舗が現れます。
木造瓦ぶきの建物は、明治と大正時代に建てられたもの。見惚れるほど立派です。

左右に向かい合って建つ高木屋老舗とにぎわう参道
左右に向かい合って建つ高木屋老舗とにぎわう参道

右側の建物では、おみやげものやテイクアウトの和菓子を販売しています。店先には縁台があり、参道を眺めながら購入したお菓子を食べられます。

筆者が訪れた9月4日は、60日に一度の庚申まいりの日でした。日曜日に当たったこともあり、参道は老若男女でとてもにぎやか。見ているだけで楽しくなります。

参道の右側にある高木屋老舗の建物
参道の右側にある高木屋老舗の建物

右側の店頭で、「柴又ぶらり」という素敵な名前のどら焼き(税込190円)と、夏季限定の「水まんじゅう・こしあん入り」(税込190円)を購入して、さっそく縁台に座って食べることにしました。
お店の人が商品を半月盆に乗せて、麦茶とともに渡してくれるのが嬉しいです。柴又の粋を感じます。

パッケージが可愛い「柴又ぶらり」と水まんじゅう
パッケージが可愛い「柴又ぶらり」と水まんじゅう

柴又ぶらりは手焼きのどら焼き。北海道産小豆のつぶあんがどっさり入っていて、食べ応えがあります。
新鮮な玉子の生地はしっとりした噛み心地。甘いつぶあんとの相性が抜群です。

水まんじゅうは、ぷるんとしたみずみずしい食感が暑い日にぴったり。上品な甘さのこしあんが口の中でとろけます。
暑さが残る今のうちに、食べておきたい一品です。

パッケージから取り出した柴又ぶらりと水まんじゅう
パッケージから取り出した柴又ぶらりと水まんじゅう

実は当初は、こちらのお店の名物「柴又もち」を食べようと思っていました。が、庚申の日でとりわけお客さんが多い日だったので、既に売り切れでした…

「これを食べたい!」というお目当ての商品がある場合、土日や庚申の日は、午前中の早い時間に訪れることをオススメします。

他にも美味しいものがたくさんあるので大丈夫!高木屋老舗の店先
他にも美味しいものがたくさんあるので大丈夫!高木屋老舗の店先

次回の庚申の日は11月3日(木)。祝日に当たるので、きっとまた大いににぎわうことでしょう。

庚申の日は、柴又帝釈天の帝釈堂に安置されている、日蓮上人が刻んだ「帝釈天板本尊」が開帳され、お参りすることができます(写真撮影は不可)。

庚申の提灯が下がる柴又帝釈天の二天門
庚申の提灯が下がる柴又帝釈天の二天門

次回の庚申の日は11月3日!
次回の庚申の日は11月3日!

風情ある木造瓦ぶきの建物の店先で、にぎやかな参道を眺めながら甘味を味わえる、高木屋老舗にぜひ足を運んでみてくださいね。
お参りの楽しみが倍増します!

店名: 高木屋老舗(たかぎやろうほ)
住所: 東京都葛飾区柴又7-7-4
電話: 03-3657-3136
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 無休
アクセス: 京成電鉄金町線 柴又駅から徒歩約2分
クレジットカード: 不可
公式HP: https://www.takagiya.co.jp/

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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