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【葛飾区】まだ見られるヒガンバナ!水元公園の穴場「水生植物園」で美しい赤い花の一群が咲き揃っています

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

シルバーウィークの三連休に二回連続で台風が来てしまい、「満開のヒガンバナを見られなかった!」という方も多いのではないでしょうか。
水元公園の「水生植物園」では、真っ赤なヒガンバナの一群の見頃がまだ続いています。ギリギリで満開のヒガンバナを見られる、穴場的スポットです。
(写真はすべて2022年9月25日撮影)

水元公園の「水生植物園」
水元公園の「水生植物園」

池の西側に広がる菖蒲田の縁に沿って咲くヒガンバナ
池の西側に広がる菖蒲田の縁に沿って咲くヒガンバナ

広大な「中央広場」の近くにある水生植物園は、小島を備えた大きな池があるスポット。池の西には花菖蒲の品種保存園があり、6月には艶やかな花菖蒲が咲き誇ります。

ヒガンバナが群生しているのは菖蒲田のあぜ道。尖った葉が青々と茂る田の縁に沿って、真っ赤なヒガンバナがずらりと並ぶ様子は壮観です。

台風にも耐えて咲き誇るヒガンバナが圧巻
台風にも耐えて咲き誇るヒガンバナが圧巻

水元公園のヒガンバナといえば園内中央部にある「はなしょうぶ園」の「ヒガンバナの丘」が有名ですが、あちらは残念ながら25日の時点で見頃を過ぎていました。

しかし水生植物園の菖蒲田のあぜ道に咲くヒガンバナは、「よく台風に耐えてくれた!」と声をかけたくなるほど、美しい姿を保っています。少しでも長く持ちこたえてほしいものです。

今も見頃が続く赤い花
今も見頃が続く赤い花

こちらのヒガンバナのあぜ道には、囲い等が無いため、ずらりと並ぶ花を間近で眺められるのが魅力です。
美しい赤い花や、蜜を吸いにくるアゲハチョウを撮りに、スマホやカメラを持った来園客が次々に足を運んでいました。座ってゆっくり花を眺められるベンチもありますよ。

ヒガンバナの蜜を吸うアゲハチョウ
ヒガンバナの蜜を吸うアゲハチョウ

静かに花を眺められるベンチが並ぶ
静かに花を眺められるベンチが並ぶ

水元公園においでの際には、穴場的スポットの「水生植物園」にもぜひ足を伸ばしてみてくださいね。ヒガンバナの見頃は短いので、お早めにどうぞ。

名称: 都立水元公園 「水生植物園」
所在地: 東京都葛飾区水元公園
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から「水元公園循環バス ファミリーシャトル」で「水元大橋・噴水広場」下車(土・日・祝のみ運行/運行期間3月1日~11月30日)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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