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【葛飾区】紅梅、白梅が華やかに咲く!奥戸の「八剱神社」で梅の花が境内を彩っています

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

寒さが厳しい日々、春の訪れを待ち焦がれている方も多いことでしょう。
奥戸の「八剱神社」では、境内の紅梅と白梅が可憐な花を咲かせており、春が間近であることを知らせています。
(写真はすべて2023年2月9日撮影)

八剱神社の南側の入口
八剱神社の南側の入口

新中川の堤防のすぐそばにある八剱神社には、厳かな空気が漂います。
閑静な住宅街にある境内はきれいに手入れされており、大きな石鳥居をくぐると清々しい気持ちになります。

西側の鳥居と境内
西側の鳥居と境内

梅の木があるのは境内の西側。南の鳥居をくぐると、左手に伸びる玉垣に沿って、紅白の梅の木々が並んでいます。
丸みを帯びた小さな花びらが空に向かって開く様子は、まるで寒風の中で灯された明かりのようです。

玉垣の内側に並ぶ白梅と紅梅
玉垣の内側に並ぶ白梅と紅梅

可憐な白梅が南の鳥居に映える
可憐な白梅が南の鳥居に映える

際立つ白さと濃いピンク色の梅の花は、堂々とした鳥居や、神輿庫の赤い柱、青緑色の屋根によく映えています。これぞ「和」の美しさ…と見入ってしまう景色です。

花をたくさん咲かせた枝に近寄ると、上品な甘い香りがふわりと漂ってきますよ。梅の周りだけ、既に春の空気が取り巻いているような気がしてきます。

神輿庫を背景にした紅梅
神輿庫を背景にした紅梅

西の鳥居と白梅
西の鳥居と白梅

八剱神社の創建は1536年。現在の社殿は5代目に当たるもので、葛飾区の保存樹木に指定された大きなクスノキに見守られながら、端正な姿を見せています。

この日も社殿の前に進んでお詣りする人や、おしゃべりしながら梅の花に目を留める人々などが、境内を訪れていました。地域住民に親しまれている神社であることが伝わってきます。

現在の社殿は1972年造替の5代目
現在の社殿は1972年造替の5代目

厳しい寒さが続いていますが、春はもう目の前です。
八剱神社へお詣りに訪れて、華やかな梅の花を眺めてみるのはいかがでしょうか。癒されます!

名称: 八剱神社
所在地: 東京都葛飾区奥戸8-6-22
アクセス: JR 新小岩駅から京成バス新小52系統(市川駅行き)で「奥戸新橋」下車、徒歩約3分

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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