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【葛飾区】春の花がひと足早く咲き誇る水元公園!いま園内で可憐な花が見られるスポット

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

寒さの中に春の気配を感じる頃となり、花が咲く景色を待ちわびる方も多いのではないでしょうか。
現在、水元公園では広大な園内のあちこちで花が咲いており、来園客の目を楽しませています。今オススメの花のスポットをご紹介します!
(写真はすべて2023年2月18日撮影)

小合溜の水に映える「涼亭」横の紅梅
小合溜の水に映える「涼亭」横の紅梅

まず「噴水広場」の左側に伸びる遊歩道を歩くと、小合溜の水を背景に、紅梅が美しく咲いています。
こちらの見頃は少々過ぎていますが、青い水と紅梅の姿がとても絵になります。この日も多くの来園客が、スマホやカメラを手に足を運んでいました。

さらに水景色を見ながら遊歩道を進むと、黄色い可憐な花が…

小合溜沿いのベンチの背後に咲くクロッカス
小合溜沿いのベンチの背後に咲くクロッカス

クロッカスが地面から明るい光を放つように、花びらを開いています。
線を描くように植えられた花々は、大地に黄色い絵の具でスケッチをしているよう。こちらも来園客に人気のスポットです。

明るい色のクロッカスが地面を彩る
明るい色のクロッカスが地面を彩る

水元大橋を南へ渡ると、「はなしょうぶ園」の小合溜沿いのエリアでも、クロッカスが一斉に花を咲かせています。

はなしょうぶ園のエリアに咲くクロッカス
はなしょうぶ園のエリアに咲くクロッカス

水元大橋の北側の遊歩道へ戻り、ポプラ並木を進むと、右手に半湿地の草原が広がるエリアがあります。こちらの土手では、春の野草が次々に花を咲かせています。

湿性草地が広がるエリア。通称「ガマ田」
湿性草地が広がるエリア。通称「ガマ田」

関東では珍しい「シロバナタンポポ」が咲く土手は、ひそかに人気の場所。白いタンポポの清楚な愛らしさに、足を止める人が続出していました。

可憐なシロバナタンポポ。後ろにはオオイヌノフグリが姿を見せる
可憐なシロバナタンポポ。後ろにはオオイヌノフグリが姿を見せる

白花のタンポポは世界でも珍しく、4種あるうちの2種が日本に自生しています。花を摘んだりせずに、そっと見守りましょう。

大切に見守りたい白いタンポポ
大切に見守りたい白いタンポポ

水元公園の東部、東金町8丁目のエリアでは「遊具広場」の向かいに並ぶ紅梅、白梅が美しい花を咲かせています。

遊具広場の向かいに立つ梅の木々
遊具広場の向かいに立つ梅の木々

艶やかな紅梅が香る
艶やかな紅梅が香る

こちらの梅の木々は咲き始めの段階なので、周囲にはとりわけ甘い香りが強く漂います。
花も香りも深く楽しめる今の時期の梅をどうぞお見逃しなく。

白梅は咲き始めたばかり
白梅は咲き始めたばかり

ほころびかけたつぼみも強く香る
ほころびかけたつぼみも強く香る

ひと足早く春の花を楽しめる水元公園へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。花のスポットは広大な園内に点在しているので、自転車でまわるのがオススメです!

名称: 都立水元公園
所在地: 東京都葛飾区水元公園
開園時間: 常時開園
入園料: 無料
アクセス: JR常磐線・東京メトロ千代田線 金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

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ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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