「曳舟川親水公園」は、水をテーマにした遊歩道が魅力の南北延長約3kmの公園です。
現在、こちらのソメイヨシノが満開になっており、桜並木の景色が見事です。

お花茶屋駅前の広場ゾーンから、曳舟十三橋跡地まで散策し、せせらぎに映える美しい桜を見てきました。
（写真はすべて2023年3月27日撮影）

京成線 お花茶屋駅の北1出口から東へ歩くと、まず曳舟川親水公園の「広場ゾーン」が目に飛び込んできます。
芝生広場の周囲では十数本のソメイヨシノの木々が満開となり、花壇の鮮やかなチューリップとともに、春爛漫の景色を形作っています。

東屋が立つ池のそばでは、濃いピンクのシダレザクラも満開になっています。風流な空気を感じる眺めです。

この公園は、江戸時代に開発された「曳舟川（葛西用水）」の面影を残す、自然景観水路が中心になっています。
水路のある遊歩道と、並行する車道は桜並木になっており、ソメイヨシノの淡いピンク色がどこまでも続く様子は圧巻です。

遊歩道を北に向かって歩いていくと、水田が並ぶ「谷津田ゾーン」があります。田んぼから桜並木を見ると、ちょっと里山の春の気分を味わえます。

夏には子供たちで賑わう「水遊び広場」は、現在は水が流れていません。が、枝を張り出したソメイヨシノが、岩場の景色に映えています。
枯山水の庭を彩る、古都の桜のような風情が素敵です。

水遊び広場の北に伸びる「用水路ゾーン」は、せせらぎとともに華やかな桜を楽しめる場所です。用水路の起点にある東屋から、水面に映る桜を見るのは格別！
絶好のお花見スポットとして、この日も来園客の人気を集めていました。

用水路にはカルガモのつがいが訪れており、水に頭を突っ込んでは、盛んに餌をついばんでいました。
桜を背景に寄り添う、カルガモたちの微笑ましい姿にも和みます。

見頃を迎えた桜並木と水景色の調和が素敵な、曳舟川親水公園へお花見に出かけてみてくださいね。穏やかな春の景色に癒されます！

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