京成線 堀切菖蒲園駅のすぐ近くにあるインドアジアンダイニング&バー「サビナ」は、インド出身のシェフが作る本格インド料理が絶品のお店です。こちらでボリューム満点かつお手頃価のランチセットを食べてきました。

堀切菖蒲園駅の改札から北側に歩くとすぐ、大通りの右側に「サビナ」の店舗があります。明るい黄色の壁に、赤い日除け屋根がぱっと目を引きます。

お店に足を踏み入れると、インド出身のスタッフがにこやかに迎えてくれます。
陽光が入る明るい店内は、ピンク色の壁が印象的。インド女性のサリーやパンジャビドレスを思わせる華やかな色合いに、ダークブラウンのゆったりしたテーブルセットが調和しています。

この日は多彩なカレーが並ぶランチメニューの中から、バターチキンのセットを注文することにしました。ナンまたはライス、サラダ、ソフトドリンクが付いてきて、税込1,000円。お手頃価格で盛りだくさんなのが嬉しいです。
ソフトドリンクはインドの定番の飲み物、マンゴーラッシーを選びました。

なおカレー類は注文の時点で、辛さを5段階の中から選ぶことができます。細やかな配慮も嬉しいポイントです。

早速出てきたバターチキンのセットはボリューム満点。銀の大皿「ターリー」からはみ出るほど大きなナンにまず目を奪われます。迫力！
バターチキンと、サラダのドレッシングの鮮やかなオレンジ色も、食欲をそそります。

ニンジンがベースの自家製ドレッシングがかかったサラダは、さわやかな美味しさ。こんもり盛られたキャベツやレタスに、さっぱりした甘みと、かすかなスパイシーさが絶妙なドレッシングが良く合います。野菜のシャキシャキ感を存分に楽しめるお味です。

パターチキンはトマトの酸味とヨーグルトのコクが広がる、まろやかな美味しさです。
甘みと酸味のバランスが良いマイルドな味は、日本人にもピッタリ。中身のチキンがやわらかく、豊かな味わいが口の中に広がります。表面にきれいな円を描く、生クリームもバターチキンの味を深めています。

バターチキンはスプーンで直接食べるのも良いですが、ちぎったナンに付けて食べるとさらに美味しさが広がります。
巨大なナンは外側はサクサク。中身はふわっとしていながら、モチモチした食感を楽しめます。クリーミーなバターチキンとの相性が最高です。

運ばれてきた瞬間は「こんなに大きなナンを食べきれるかな…」と思いましたが、食べ始めたらバターチキンと絡めて、どんどんたいらげてしまいました。充実の食べ応えです。
ドリンクのマンゴーラッシーも、とろけるような甘さがバターチキンとナンにぴったりでした。

こちらのお店では、宅配サービスも行なっているとのことです。各種デリバリーサイトの他、お店への直接のお電話でも、2km圏内まで宅配が可能だそうですよ。
筆者がランチを食べているときも、あちこちから宅配の依頼が来ていました。おうちで本格インド料理を味わうのもいいですね。

元気がもりもり湧いてくるような本格インド料理を食べに、サビナへ足を運んでみてくださいね。お腹も心も満たされます！