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【葛飾区】ファッショナブルなかかし軍団が水田を守る!水元公園の「水辺のさと」の水田に立つかかしたち

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

豊かな水郷景観を持つ水元公園の「水辺のさと」には、かつてこの地域にあった水田を再現しているエリアがあります。
現在こちらでは、ファッショナブルな「かかし」たちが、すくすく育つ稲を見守っています。カラフルな服を着たかかしたちが迫力です!

水辺のさとの入口に立つ案内板と等身大の人形
水辺のさとの入口に立つ案内板と等身大の人形

水辺のさとがあるのは水元公園の南東部。「水辺のいきもの館」の手前左側に入口があります。
門をくぐるとまず案内板の隣にかかし…というより、等身大の人形が立っています。帽子をかぶった人形の、可愛い表情に和みます。

案内板が立つ小道を右に歩いていくと、金魚展示場と水生生物展示池が相次いで現れます。
水田が広がるのは、水生生物展示池の東側の奥。青々とした稲が育つ田んぼのあちこちに、様々な服を着たかかしたちが立つ様子が目に飛び込んできます。お茶目で可愛い!

水田に並ぶ個性的なかかしたち
水田に並ぶ個性的なかかしたち

すくすくと育つ稲
すくすくと育つ稲

この水田は、かつて水元の周辺に広がっていた田んぼを再現したもの。お米作りを通して、日本の農業の原点や、文化などを学べる場所となっています。

5月に田植え、7月にかかし作りが、体験講座に応募した参加者の方々によって行なわれました。青々と茂る稲と、ファッションやポーズがひとつひとつ異なるかかしに、参加者の皆様の取り組みへの熱意を感じます。

あぜ道で水田を守るかかし
あぜ道で水田を守るかかし

こちらの水田で稲刈りを行なうのは、11月19日の予定とのことです(稲の生育状態や天候により変更する場合あり)。事前に、稲刈り単発での参加者の募集も行なうそうですよ。
ご興味のある方は、水元公園のHPをぜひチェックしてみてくださいね。

一体一体が個性的なカカシたち
一体一体が個性的なカカシたち

水田の西隣に広がる水生生物展示池では、池のほとりにミソハギの花が咲いています。
鮮やかなピンク色のミソハギの向こうに、愛らしいカカシが立つ様子も絵になっています。

ピンクのミソハギの向こうに見えるカカシ
ピンクのミソハギの向こうに見えるカカシ

水元公園へいらっしゃる際には、水辺のさとへ足を伸ばして、青々とした水田とおしゃれなカカシたちにご注目くださいね。
なお、水辺のさとの開園時間は9:00~16:30、月曜日は休園日(月曜日が祝日の場合は火曜日)になっているのでご注意ください。

名称: 都立水元公園「水辺のさと」(保全区)
所在地: 東京都葛飾区水元公園
開園時間: 9:00~16:30
休園日: 月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
入園料: 無料
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から京成バス(金63)で「水産試験場跡」下車 徒歩約3分(土・日・祝のみ運行)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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