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【葛飾区】赤いヒガンバナの帯がどこまでも続く!堀切水辺公園の岸辺でヒガンバナの群生が見頃

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

荒川の河川敷に広がる「堀切水辺公園」は、雄大な景色の中で季節の花を楽しめる場所です。現在、岸辺に群生するヒガンバナが見頃を迎えており、真っ赤な帯がどこまでも続くような光景を見られます。
(写真はすべて2023年9月26日撮影)

堀切水辺公園へ降りる階段と葛飾区の看板
堀切水辺公園へ降りる階段と葛飾区の看板

堀切水辺公園は、美しい花菖蒲で名高い「堀切菖蒲園」から、南へ歩いて5分ほどの場所にあります。荒川の河川敷に広がる園内には、季節のお花畑や船着場を備えており、川の向こうに東京スカイツリーがそびえる眺めも迫力です。

荒川とスカイツリーの前に立つ堀切水辺公園のバナースタンド
荒川とスカイツリーの前に立つ堀切水辺公園のバナースタンド

園内の案内板
園内の案内板

現在、園内の北側には8つの区画に分けられたコスモス畑があり、ピンクや赤紫、白のコスモスがちらほら咲き始めています。
秋風に揺れるカラフルなコスモスは可憐そのもの。満開になるまでには、もうしばらく時間がかかりそうです。

花が咲き始めたコスモス畑
花が咲き始めたコスモス畑

満開になるまでまだ時間がかかりそう
満開になるまでまだ時間がかかりそう

コスモス畑から荒川に向かって歩き、背の高い草が生い茂る河岸の左側を見ると、赤いヒガンバナの群生が目に入ります。真っ赤なヒガンバナの列がどこまでものびる様子は、まるで鮮やかな帯のよう。目に焼き付くような印象的な光景です。

河岸の草地に沿って群生する赤いヒガンバナ
河岸の草地に沿って群生する赤いヒガンバナ

どこまでものびるヒガンバナの列
どこまでものびるヒガンバナの列

群生するヒガンバナから目を上げると、川の向こうには天を衝くような東京スカイツリーが。シャープなフォルムの巨大な建造物と、河岸でたくましく咲く鮮やかなヒガンバナの対比が、絵になっています。

東京スカイツリーと赤いヒガンバナの群生
東京スカイツリーと赤いヒガンバナの群生

荒川の河川敷に広がる公園は、見渡す限り広がる緑の草地が圧巻です。草原のあちこちにベンチがあり、さわやかな秋の空気をゆっくり楽しむことができます。

草地の真ん中に立つ木の周りを、ぐるりと囲む円形の円形のベンチは、特におすすめの憩いの場所です。この木の根元にも、ひっそりヒガンバナが咲いていました。座りながらじっくりと、ヒガンバナの繊細な美しさを堪能できます。

草地に立つ木と円形のベンチ
草地に立つ木と円形のベンチ

木の根元に咲くヒガンバナとベンチ
木の根元に咲くヒガンバナとベンチ

この河川敷の公園は、知る人ぞ知るヒガンバナの名所になっています。この日もスマホやカメラで写真を撮る人が、何人も訪れていましたよ。

ジョギングや散策にも最適なヒガンバナの名所
ジョギングや散策にも最適なヒガンバナの名所

荒川を背景にしたヒガンバナ
荒川を背景にしたヒガンバナ

荒川の雄大な景色の中でどこまでも続く赤いヒガンバナの群生を見に、堀切水辺公園へ足を運んでみてくださいね。秋の鮮やかさを感じます!

名称: 堀切水辺公園
所在地: 葛飾区堀切1丁目12番地先から7番地先まで(荒川の河川敷)
アクセス: 京成線 堀切菖蒲園駅から徒歩約15分
公式案内: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006889.html

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ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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