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【葛飾区】見頃を迎えた白梅の木々にメジロが集う!一足早い春の気分が味わえる小菅西公園

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

建物の屋上にある「小菅西公園」は、太陽の光をいっぱいに浴びられる冬のオアシスのような場所。四季折々の花が美しい園内では、現在、白梅や紅梅、ロウバイなどが見事に咲いています。甘い香りに包まれて、早くも春の気分を楽しめますよ!
(写真はすべて2024年2月3日撮影)

小菅西公園の石銘板と広場へ続く階段
小菅西公園の石銘板と広場へ続く階段

小菅西公園があるのは「小菅水再生センター」の屋上。荒川の東に位置する階段を登ると、まず満開のロウバイの花が迎えてくれます。階段の両端を黄色に染めるロウバイの花は、香りも最高。甘いにおいにうっとりすること請け合いです。

階段に沿って並ぶロウバイの木々
階段に沿って並ぶロウバイの木々

階段の上部、左側のエリアには、紅白の梅の木々がずらりと並んでいます。現在は白梅が見頃を迎えており、こちらも華やかな香りを一面に漂わせています。かぐわしさに酔いそう!鮮やかな紅梅も一部が咲き始めており、白い梅の中に彩りを添えています。

階段の左側で咲く白梅の木々
階段の左側で咲く白梅の木々

咲き始めた紅梅の花
咲き始めた紅梅の花

階段を昇りきった先から、梅の木々が並ぶ斜面を見下ろすと、ちょっとした梅林の丘のようです。梅の木々の奥には荒川の水面が見えており、雄大な眺めになっています。今が盛りの白い梅の花びらは、荒川の青い水によく映えます。

白梅の花々が荒川に映える
白梅の花々が荒川に映える

見頃を迎えた階段の梅の花に、来園客も次々に目を留めていました。びっしりと咲く梅の花は、人間だけでなくメジロにも大人気。花の蜜を吸おうとするメジロが、続々と枝に集まってきます。可憐な梅の花をついばむ、黄緑色のメジロが絵になります。

梅の枝に止まるメジロ
梅の枝に止まるメジロ

園内の中心の花時計がある広場の周りでも、見事な花が見られます。花時計の右にあるフットサル場への入口付近では、紅梅とロウバイが満開になっています。濃いピンク色と明るい黄色の花は、ぱっと目を引く組み合わせです。

フットサル場の近くの紅梅とロウバイ
フットサル場の近くの紅梅とロウバイ

花時計の左には、しだれ梅の木々が並ぶ小道があります。こちらの入口では、白いしだれ梅が見事な花を咲かせています。垂れ下がる枝にこぼれるように咲く白い花は、なんとも雅やかです。
白いしだれ梅の先には、ピンクのしだれ梅の木々が並んでいます。こちらの花が咲くのはもうしばらく先。ほころび始めたピンク色のつぼみに、けなげさを感じます。

白いしだれ梅が咲く小道の入口
白いしだれ梅が咲く小道の入口

寒風に負けずに華やかに咲く梅やロウバイを見に、小菅西公園を訪れてみてくださいね。花の美しさと香りの素晴らしさに癒されます。

施設名: 小菅西公園
所在地: 東京都葛飾区小菅1-2-1(小菅水再生センター屋上)
開園時間:
4/1~7/20、9/1~9/30 9:00~17:30
7/21~8/31 9:00~18:30
10/1~3/31 9:00~17:00
休園日: 年末年始(12/29~1/3)
アクセス: 京成線 堀切菖蒲園駅から徒歩約15分
公式案内: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006890.html

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ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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