端午の節句が近付き、水元公園では新緑が美しい時期を迎えています。小合溜の水辺には二組の大きなこいのぼりが設置されており、青い水を背景に泳ぐ姿が迫力です！

水元公園のメインゲートから「噴水広場」に降りていくと、売店の周囲を青いネモフィラの花が彩る様子が見えてきます。左手にのびる遊歩道を歩くと、新緑のポプラ並木がすがすがしく、季節が春から初夏に向かっていることを実感します。

こいのぼりがあるのは、遊歩道の東に広がる小合溜の水辺。第一駐車場からほど近いメガネ橋の右手に、二組のこいのぼりが設置されています。二本のポールに並んで泳ぐ、大きなこいたちが抜群の存在感です。

小合溜を渡る風を受けて泳ぐこいのぼりは、水元公園の広い水景色と開けた空に良く似合っています。水辺から北の方向を見ると、背後にメタセコイアの森が広がる様子も良く見えますよ。雄大な眺めは、男の子の健やかな成長を願って飾るこいのぼりにぴったりです。

こいのぼりの近くには、チューリップが植えられた花壇があります。鮮やかな赤いチューリップが空に向かって咲き誇る様子はたいへん華やか。花壇から小合溜の方を見ると、チューリップの赤色と水の青色、こいたちがまとうカラフルな色が、絶妙な鮮やかさです。春から初夏へ進む、今の季節を象徴するような光景に和みます。

こいのぼりが設置されている水辺には、ベンチも並んでいます。晴れた日には小合溜の上を悠々と泳ぐこいたちを眺めながら、お弁当を食べるのも素敵です。この季節のさわやかな空気も、ごちそうになること間違いなしです。

新緑と季節の花が迎えてくれる水元公園へお出かけの際には、小合溜の水辺に立つこいのぼりにもぜひ注目してくださいね。ダイナミックに泳ぐこいたちの姿に、元気をもらえます。