多摩川の川崎市側の沿道は、きちんと整備されているので、季節を通じてランナーたちに人気です。そんなランナーたちに愛されるスポットが、丸子橋の近くにあるのをご存じですか？

ランステ―ション「Try-a＋（トライエープラス）」です。
こちらは、2016年の3月にこの場所にプロアスリートの松山アヤトさんが作りました。

松山さんは、トライアスロンの元日本代表選手で、今は後進の指導やスポーツ振興に尽力されています。

そんな松山さんから「ゴミ拾いをして、多摩川を走るのでよければ来ませんか？」とお誘いを頂き、そろそろあったかくなってきたし、運動不足解消のためにゆるゆるランニングでもするかなー、と思っていたAsh、思わず「はい！」と元気よく言ってしまいましたぁ。次の日には歌の本番があったんですけどね。まあ、準備運動的な？アハハ。

まずは、参加者みんなでゴミ拾いをして、その後一緒にガス橋まで走って戻ってこよう、という内容です。そうか、丸子橋からガス橋までは川に沿って往復するとだいたい5キロ弱なんですね。

そして、集合場所に行ってみると！

あれ…この人は…

なんと！！！

オリンピアン・猫ひろしさんじゃないですか！ニャー！！

この日はちょっと風が強かったのですが、すごく熱心にゴミを拾っていらっしゃいました。

それから、他にもエリートアスリートの方が。

中央の優しそうな女性はトライアスロンの福岡啓（ひらく）選手。
中原区在住・ボクシング芸人の梅ちゃんも来ていました！みんなでニャー！！

それでは、まずはみんなで45分のゴミ拾いスタート！

45分は長いのかな？と思っていたけれど、夢中になって拾っていたら、あっという間でした。私はひとりで参加したので、ガツガツ拾っていたら、他の参加者の方が話しかけてくれました。ランニングを愛する人は、オープンマインドな人が多いんだ！と勝手に決めました（笑）。

私は今まで走るとすぐに膝が痛くなっちゃってたんですが、一緒にごみ拾いをした初対面の方が全国各地のマラソンを走っているというベテランの方だったので、思い切ってアドバイスを求めてみたら、「靴の紐がゆるいのかもしれない」という具体的な助言をいただくことができました！なんかうれしい！

普段から、多摩川を走っているという参加者も多く、ゴミを拾う姿はみなさん、愛にあふれていました。松山さんによると、海のゴミは川から流されていってしまうものも多いんですって。そりゃそうですよね。みんなで地元のきれいな環境を守りながら、ランニングを楽しんでいきたいですね。

さて、環境と心が美しくなった後は、プロポーションの美しさを目指して（！？）いよいよ、5キロランです！（いや、明日の衣装はそこそこ露出があるので…って前日にやるものか～い！？）

松山さんは、猫さんと一緒に走るだけではなく、参加者同士を紹介したり「無理しないでゆっくり走ってくださいね」と声をかけたり、一人一人の参加者を気遣ってらっしゃるのがとてもよくわかりました。さすがですね！

他の参加者の方と話したのですが、大人も子供も、オリンピアンも私のような謎のパフォーマーも、分け隔てなく同じスタートラインに立って、一緒のコースを走れるのが、マラソンをはじめとした「長距離ラン」を含むスポーツの魅力なのかもしれないですね。とっても楽しかった！足も痛くなりませんでした！

一緒に走ってくれた皆様に、感謝、感謝です！

この様子は、もう少しまじめな感じ（？）でおなじみ川崎経済新聞にも掲載される予定なので、そちらも引き続きチェックお願いしますね♪

【番外編！？】

「Try-a＋」の隠れた魅力はランニングの後に〇〇が飲めること…それはね…

「クラフトビール！」

「Try-a＋」はトイレ、シャワー室、電源も完備で、プロテインバーなどの携行食料やコーヒーもあり。イベント時以外でも、ふらりと立ち寄っていくことができます。松山さんいわく「ランニング目当てじゃなくて、クラフトビールやコーヒー目当てでも全然大丈夫です！気軽に入ってきてください！」のことなので、ぜひ気になる方は足を運んでくださいね！