暖かくなってくると、旅に出たくなるのは私だけでしょうか？

創作のインスピレーションはいつも旅からもらってきた人間なので、海外旅行はおろか、国内も自由に旅行できない今の状況は、ちょっと苦しいです。きっと同じような思いの人はいっぱいいるんだろうな。

今日は、そんな旅を愛する人たちに朗報！川崎駅から徒歩2分で行ける、ホテルメトロポリタン川崎で行われている宮崎フェアを紹介したいと思います！

オールデイダイニングのTerrace & Tableで宮崎の食材を堪能

ホテルメトロポリタン川崎は、2020年5月に開業。川崎駅からはペデストリアンデッキを通って改札口から楽々アクセスできます。このファサードが目印です。

川崎経済新聞でもホテル開業時にビュッフェの記事を取り上げさせていただきました。

また、「みん経TV」というメディアでもコロナ対策の完璧な取り組みを取材しました。

この時は、コロナ対策を万全にしていることを打ち出しすぎて「もっと美味しそうな食事をいっぱい見たかった〜」というご意見をたくさんいただきましたので、今回は前回のフィードバックを生かして美味しそうなメニューを中心にご紹介したいと思います！！（一生学びですね！！）

そもそもどうして宮崎？

Terrace and Tableでの地域にフィーチャーしたフェアは、青森に続いて2回目で、今回は期間も長くかなり本格的に行っているとのことです。そもそも、どうして宮崎なんでしょうか？

実は、川崎市と宮崎は自治体連携プロジェクトとして2014年から様々な分野で連携を進めています。「崎×崎モデル」と銘打って、宮崎の杉材を川崎の公立の建物に使用したり、いろいろなイベントで宮崎産の食材を積極的に取り入れたりしているそうです。

ホテルメトロポリタン川崎では、フェアに合わせて宮崎が生産量ナンバーワンだというスイートピーをフロントを始めとした館内に飾るなど、ムード作りにも余念がありません。

毎週金曜日に行っているジャズの演奏も好評というホテルのロビーでは、今週末から宮崎フェアに合わせてソラシドエアと提携したマルシェを行うそうなので、そちらもぜひチェックしてくださいね！！

ロビーでは、こんなグッズも売っていました。みやざき犬って言うんですね…。お初にお目にかかりましたが、なんか愛嬌があって可愛い！

あれ、今誰か、お腹がすいたなあ、って言った？

いよいよダイニングへ！

ビュッフェにやってきました〜♪　宮崎フェアの内容を見ていきましょう。

これが宮崎。皆さんはどのくらい宮崎のことを知っていますか？

チキン南蛮だけじゃない！

私はお恥ずかしながら、ほとんど知りませんでした。「一本釣りカツオ」漁獲量ナンバーワンだったなんて！先ほどのスイートピーといい、「百年の孤独」の酒造メーカーもあるし、宮崎っていろいろすごいんですねえ！チキン南蛮だけじゃなかったんです！！（コラ！）

カツオは、甘口の醤油をかけていただきます。九州の人はみんな、これがないと！って言いますよね。慣れてないと最初は「あれ？」って感じですが、だんだんクセになってきます！！

でもやっぱり鶏は絶品

チキン南蛮に…

から揚げ！

やっぱり、鶏が美味しいのですね。

アルコールも宮崎ならではのラインナップ

そしてアルコールも充実。

ワインは尾鈴連山と日向灘が出会う土地「都農（つの）」で生産されるぶどうを100%使って作る都農ワインを用意。こちらはグランドメニューにも載っているので、フェアでなくても飲めますが、宮崎の食材と合わせるという抜群のマリアージュを楽しめるのは今だけですね。

アルコール類は、有料メニューとなりますが、お酒の好きな方は飲む価値あり！

なぜならホテルメトロポリタン川崎の支配人さんは、バーテンダー畑を歩いて来られた方で、お酒の知識がとても豊富な方なんです。ダイニングで出すお酒にはとてもこだわりがあり、今回も宮崎の県北、県央、県西、県南からそれぞれ焼酎をセレクトしたり、「九州ラガー」（ひでじビール）、「1623」（東海道BEER川崎宿工場）、「Super Dry」（アサヒ）の３種類を飲み比べられる「クラフトビール飲み比べセット」（1,300円）を用意するなど、お酒を飲む人のために工夫を凝らしています。

郷土料理に創作ドレッシング、B級グルメまで

メヒカリの天ぷらはともかく、飫肥天って…私は知りませんでした！魚のすり身をあげたものですが、味噌と黒糖を衣に使っていて、ほんのりと甘いんです！

そして、冷や汁！

薬味好きの私はたっぷり薬味をかけていただきました！ゴマ多めは確かにポイントなのですね！

サラダには、豊田さんのオススメという宮崎の「百姓隊」が作ったというドレッシングをかけてみました！おお、素材の味が引き立つ！豊田さんは出張で宮崎を訪れたときに、個人的に買ったほどこちらのドレッシングが好きだそうです。

辛麺は「B級グルメ」と書かれていました。そろそろお腹がいっぱいになってきていましたが、ミニサイズで作ってくれるので大丈夫！それにしてもブッフェにくるたびに、牛みたいに胃袋がいっぱいあればいいのに…と思わずにいられません。

デザートは全体に太陽の色

デザートもビタミンカラーが多く、元気が出ますね。鶏がおいしい宮崎は、もちろん卵もおいしいということで、クレームブリュレはめちゃめちゃ濃厚で深い味わい！

そして、マンゴープリンもしっかりマンゴーの味が楽しめます。隣のゼリーもマンゴーのゼリーで、その奥は宮崎産の金柑「たまたま」のコンポートを寄せたデザート、なんて目移りするラインナップでしょう。

スペシャルメニューのパフェも

ブッフェメニューではないのですが、やはり宮崎フェアの一貫で登場した1日10食限定の新作パフェ「Parfait au Soleil」（2,000円）も紹介しておきますね！「日向夏」と「たまたま」をふんだんに使用した、宮崎の太陽をイメージしてできたパフェだそうです。

最後は？

なんだかんだ和菓子好きの私は川崎名物「かわっぴら餅」と宮崎の高千穂で作られている「釜炒り茶」のコラボレーションで締めくくりましたとさ。チャンチャン♪

こんなコラボもホテルメトロポリタン川崎のフェアだからできることですね。

宮崎フェアのお料理だけでなく、通常の「ブッフェ」のメニューと並行して行われているところがポイント！あのおいしいローストビーフやオムレツ、点心やカレーもいつも通り食べられるんですよ。胃袋いっぱいあるよ！って人は是非とも両方楽しんでください！

それにしても、こんなに近くで、宮崎に旅行したような気分が味わえるとは思いませんでした。このフェア、体験してみて損はありません！

豊田さんによりますと、ディナーブッフェも開催予定ではありましたが、現在緊急事態宣言下ということで実施できていないとのことです。ディナーブッフェ限定で出す予定だった料理もあるそうなので、3月末までに波が収まり、宣言解除となることを祈りましょう。

ランチブッフェは好評で、満席になるそうですので、この記事を見てくださった方は、先にぜひ、電話でお席の確認をしてから行ってくださいね！