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【川崎市中原区・SHIBACOFFEE】新丸子の路地裏の珈琲店が9周年!豆10%OFFもやってるよ♪

Ash俳優・吟遊詩人(川崎市)

珈琲が好きな私。

以前豆こねくとさんの記事を書いた時、近所の珈琲店を徘徊している、というようなことを書きました。今日は、私のコーヒートライアングルの重要な一角を占めるこちらのお店が9周年を迎えるということで、ご紹介したいと思います。

新丸子の路地裏にあるSHIBACOFFEE

はい、新丸子で珈琲が好きな人なら知らない人はいないんじゃないかな、というお店「SHIBACOFFEE」さんです。

外にカウンター席もあり、犬の散歩中にもコーヒーを楽しめる
外にカウンター席もあり、犬の散歩中にもコーヒーを楽しめる

5周年の時と、リニューアルの時に川崎経済新聞でも扱わせていただいてます。

ファッション業界から、コーヒー店を始めるに至ったマスターの面白い経歴については、川崎経済新聞の記事をぜひご覧くださいね。

コーヒー談議が楽しい

コーヒーがおいしいのはもちろんなんですが、こちらのお店の魅力として外せないのは、マスター・柴田剛さんとする珈琲談議の奥深さ。

カラフルなドリッパーでコーヒーを淹れる柴田さん
カラフルなドリッパーでコーヒーを淹れる柴田さん

グァテマラが看板

コーヒーを淹れるのも、豆を買って帰るお客さんの対応をするのも基本的には柴田さんがするので、とても忙しいのに、お客さんからちょっとコーヒーに関する質問が出ようものなら、120%の情熱で答えてくれます。

例えば、こちらのお店の看板豆(そんな言い方があるのかどうかは知りませんが)は、グァテマラ。SHIBACOFFEEといえば、グァテマラというくらい、マスターが自信を持ってお勧めする豆です。

そのグァテマラを推す理由について質問が出れば、

「20世紀にはグァテマラはあまり人気の品種じゃなかったんです。でも21世紀になって、スペシャルティコーヒーが注目を浴びるようになってトップに躍り出てきました。グァテマラには火山の山脈が3本走っていて、標高が高くコーヒー作りに恵まれた産地なんですが、それぞれに特徴があって個性が出るんです…」

「うちで扱っているラホヤ農園のグァテマラの特徴としては、深煎りにしたときに、適度に甘さを残して苦すぎない。冷めてもおいしいから、わざわざ冷まして飲む人もいるくらい。つまり、質がいいということです。コンビニのコーヒーは、温かい時はおいしい、でも冷めてしまうと…でしょう」

とまあ、話はつきません。マスターのお話を聴きながら、コーヒーについての知識が増えていくのは、なんとも楽しいですよね。

淹れ方についてもいろいろ教えてくれる

豆を買って帰っていく人には、それぞれ使っている道具を聞いて、的確な豆や引き具合、淹れ方なども教えてくれます。

「ペーパードリップだと不要な部分を漉して、甘みを残してくれます。紙を使わない樹脂、金属のドリップはダイレクトに味が出る。安いコーヒーを淹れる時は、使わない方がいいですよ」とか。

へえー、そうなんだ。でも、SHIBACOFFEEさんの豆なら、どんな道具でも大丈夫ですねえ!

隣の人とも交流が生まれる

この日は、カウンターに座っていましたが、他には2人のお客様がいました。

私はいわゆる「フルーティなコーヒー」が好きで、この日もメニューの中で最もフルーティなナチュラル精製の「エチオピア」を飲んでいました。

他のお客さんが頼んだコーヒーを「ちょっとおすそわけ」と言って、その時にカウンターにいるお客さんにテイスティングさせてくれる(ラッキー!)ことがあります。

隣に座っていた女性は、「コーヒーの苦味が好きで、とにかく深煎りを選ぶ」というようなことを言っていました。私とは正反対の好みを持つ人なんだなあ、と思って聞いていましたが、柴田さんが私の注文した「エチオピア」をその方に「ちょっとおすそわけ」すると…

「すっぱいですねえー!」

と、その女性は目をまん丸にしていました。

そのあと、右に座っていた女性は「私もいつもそれ(ナチュラル・エチオピア)です」とおっしゃっていて、フルーティなコーヒーについて話が弾みました。

改めて人の好みは千差万別だなあと。でも、こうして自分では絶対に頼まないような、他の人の好みのものを味わう機会があると、新たな視座が開かれる気もして、楽しいですね。

ナチュラル精製のエチオピアはマイルドな酸味とドライフルーツのような練れた香りが特徴
ナチュラル精製のエチオピアはマイルドな酸味とドライフルーツのような練れた香りが特徴

地域との連携も

そもそもコーヒー店をしたいと思った理由が、コーヒー店なら「あらゆる年齢、性別の差を感じずにいろいろな人に出会える」と考えたからだという柴田さんは、地域との連携もとても上手です。

例えば、新丸子の反対側のIDAIモールにある桔梗屋さんの和菓子は、SHIBACOFFEEへの持ち込みが可能になっています。

(ちなみに桔梗屋さんについては、近々書く予定ですので、お待ちください♪)

フロンターレのサポートショップとしても有名で、夏の時期に必ず登場するクリームソーダは「フロンターレブルー」が大人気。

10年目の抱負を聞いちゃいました

~ どんな9年間でしたか?今思ってることをお聞かせください

「そうですねえ、無我夢中でやってきたら、9年があっというまに経っていたという感じです。お店を始める前は壮大に夢を描いていて、さすがにそこまでは、実現していないけれども、応援してくれる皆様のおかげさまでちょっとずつ前に進んできました」

- 壮大な夢って?

「店舗をいくつか持って、それらもスタッフに任せて自分は産地を飛び回る、みたいなね。でもそこまではできなくても、素敵なお店やアーティストとのコラボができたり、面白いことをたくさん経験したので、そういう方面でも少しずつ広げていけたらいいと思っています」

アンテナも非常に感度高く、いつも地域の最新の情報を持っている柴田さん。(先日私にWoltが始まったことを教えてくれたのも、実は柴田さんでした(笑))コーヒーの知識もそうですが、地域について知りたいことがある時も、柴田さんに相談してみると、新しい情報が得られるかもしれません。

ぜひ、面白いコラボや、連携を広めて、ますます魅力的なお店として輝いてくださいね!!コーヒー好き、新丸子好きとして、心から応援しています!!

耳より情報

さて、最後になりましたが、周年記念としてコーヒー豆がちょっとお得に手に入るという情報も。

以下、柴田さんのツイートから。

3月31日まで、店頭では『お好きなコーヒー豆1袋(200g)を10%OFF』にさせていただきます!!
※200gを2袋以上お買い上げの場合は1袋のみ対象です 
※ブレンド豆は「アニバーサリーブレンド」のみ対象です
また、オンラインSHOPにて通販でご注文いただいた場合は「コーヒー豆を『10%増量』で220g」にさせていただきますよ!!
※ブレンド豆も対象になります
※ご注文の個数全てに適応いたします

お得ですね!

私も、ルワンダ200g買ってきました♪

ぜひ、みなさまもこの機会にSHIBACOFFEEのスベシャルティコーヒー、味わってみてくださいね!

筆者お気に入りの「ルワンダ」
筆者お気に入りの「ルワンダ」

SHIBA COFFEE(シバコーヒー)
住所:神奈川県川崎市中原区新丸子1-826
電話番号:044-863-7223
営業時間:12時〜20時00分(土日は11時〜)
定休日:木曜日
公式HP:http://www.shibacoffee.com
アクセス:東急東横線「新丸子」駅より徒歩2分

俳優・吟遊詩人(川崎市)

琵琶を弾き歌う俳優です。世界80都市を旅した結果、日本文化を愛しています。旅と出会いと美味しいお酒がインスピレーションの源。MCアマビエちゃんはアマエビちゃんにメタモルフォーゼ。フラットで差別のない目線で記事をお届けしたいと思っています。Stay tuned!

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