武蔵小杉の企業空地に一風堂キッチンカー 魅力あふれるラーメン子ども食堂が実施されたよ!
最近、地域に子ども食堂が増えて、はたらく女としてはうれしい限りです。
以前、川崎経済新聞で取材させていただいた、向河原を中心に子ども食堂を開催している「ふれあい食堂」さんが、なんと一風堂さん、NECさんとタイアップして、屋台ラーメンの子ども食堂を実施するというので、空太郎氏を連れて参加してきました!
ふれあい食堂
ふれあい食堂さんのことは、こちらの記事をご覧ください。
どこの子ども食堂を取材しても思うのですが、主催している女性(ばかりとは限りませんが、私が過去に取材したところは全て女性が立ち上げて実施しているこども食堂でした)たちが、とても楽しそうに準備をしているんですね。
後からも書くつもりですが、この辺りが子ども食堂が広がっている理由の一つかもしれません。
今回の会場はNECの公開空地
武蔵小杉(向河原)といえば、NECですよね、タワーマンション群ができるずっと前から、このあたりではひときわのっぽのビルでした。
NECからオリパラ組織委員会に出向している川本文人さんは「NECとしても、地元の人たちともっとつながりを深めていきたいんです。この場所も、地域に開いていることを多くの人に知ってもらいたい」と仰っていました。私が本業では舞台をやっていることを伝えると「こっちもぜひ見てください、と階段の上のスペースも案内してくださいました。
おお〜!広くて野外劇に使いやすそうなスペースじゃないですか!! 照明の当て方次第でいくらでも変化できそうな…と想像が広がります。いずれ活用させていただきたいです!!
さて、いよいよラーメンを食べます!!
と言っても、私が食べるわけではないですよ。
これも子ども食堂によって決まりはまちまちですが、ふれあい食堂さんはいつもは大人の分も予約を受け付けています(子ども=100円、大人=500円)。でも今回は、一風堂さんやNECさんとのタイアップ企画ということで、完全無料の代わりに、対象は子どもたちだけです。
17時からの開始に向けて、キッチンカーの中では手際よくラーメンが作られていきます。
手洗い場も設けられていました。お持ち帰りもできるけれど、空太郎氏はその場で食べることを選択。
受け取ったラーメンは、持ち帰れるように、麺やネギが別々になっていました。
できた!!
いただきます!!!
私が取材もあり早く来たおかげで一番乗りだったんですが、そのせいか…
グルメレポーター並みにプレスに取り巻かれている…(笑)
もともと、美味しいとひたすら黙食をする空太郎氏、これも相当美味しかったようです。
レッドロケッツのルナちゃんも遊びに来ていました。
情熱があるところに、善意も集まる
私たちは17時の一番早い時間に伺ったのですが、一番遅くて18時15分〜18時30分の回まで、6回に分けて全部で120人の子どもたちが、一風堂さんのラーメンを楽しみました。
子どもって本当にラーメン好きですもんね。みんな大喜びだったようです。
ふれあい食堂を主宰する常田さんは「春の特別企画でしたが、こんなに広い場所で実施できて密を気にせず、子どもたちが思い切り遊んで、美味しいラーメンを食べていってくれて、最高でした」と話します。
「寄付もたくさん集まったので、またこのように楽しい企画をやれるように、張り切って考えます!」とのこと。前回の川崎経済新聞の取材の時にも思ったのですが、とっても楽しそうです。
ここからは個人的な意見ですが、「支援」や「ボランティア」ってやる側が疲弊してしまったりしたら、結局はその支援を必要としている人のところに届かないで終わってしまう。「子どもの貧困」などの社会問題を解決していくためには、まずは支援する側が楽しみながら長く続けていける活動をすることが大事なんだな、と思います。そこに善意が集まって、積み重なっていけば、いつかは本当に必要な支援の形ができてくるんじゃないかな、と思うのです。
いつも、同じ目線で人と人とが話ができるような社会って、こういう地道な活動から育まれていくのかもれません。
ふれあい食堂さん、ありがとうございます!
また面白い企画を考えてくださいね!楽しみにしています。
ふれあい食堂
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