この時期になると、必ず欲しくなるものがあります。

それは、芍薬（しゃくやく）。

固く閉じた蕾で買ってきて、花瓶に挿しておくと…

ある朝、花が開いた時に周囲の風景をガラリと変えちゃう圧倒的な存在感が、大好きなんです。

まるで舞台女優みたい。

普段は目立たないけど、舞台に立つとバーンって存在感がある。そんな女優になりたいものです。←

でも、この芍薬、蕾で買ってくると「開かない」というリスクもあります。こないだなんか、駅前の大手の花屋さんで空太郎が私の誕生日にって買ってくれた芍薬が開かなくて、親子でガッカリ。

生き物だから仕方がないとはいえ、芍薬は安い花ではないこともあり、ドキドキしちゃいますよね。

今日はそんな方にお勧めしたい、こちらのお店！

美容室と一緒になっている花屋「Journeyman」さん

JR武蔵小杉の駅を北口に出て、南武沿線道路を右（向河原）の方へ。

串カツ田中さんとかアルファクロスさんとかを超えて、もう少し行って信号を渡った辺りです。

「Flower & Hair」とあります。美容室の方も興味津々なのですが、今日は手前のお花屋さんのご紹介です。

知らない花のことを色々と教えてもらえる

こちらが店主の村上令さんです。奥で美容室をされているのは、奥様だそう。

コロナ禍になってから私もお店に通うようになったので、マスクをした姿ばかり拝見していましたが、マスクをとると、口髭のよく似合うかっこいい方なんですね！

こちらにお店を出したのは、2016年。

車でたまたま通った時に、武蔵小杉の雰囲気が気に入って、この街で開業したい、と思ったそうです。

お花のラインナップが独特で、いつも「この花は何ですか？」と私が聞くところから話が始まります。

村上さんは丁寧に、原産地やお花の特徴、長く持たせる方法などを教えてくれます。

芍薬もあります

あ、芍薬がありました！

「先日芍薬が開かなかったんですー！」と言う話をしていたらなんと、Jouneymanさんでは、芍薬に限っては開かなかった場合、お取り替えしてくれるそうです！

これで安心して芍薬をつれて帰れますね！

でも今回買って帰った子は、無事に明日辺り、開きそうです♪

こうしたスペシャルサービスがなくても、Jouneymanさんのお花は安心できるんです。

結婚式のウェルカムボードなども

ドライフラワーがとっても美しくあしらわれたこちらは、村上さんの作品です。左が結婚式のウェルカムボード、右は宣誓書を飾る額なのだそう。

注文者とお話ししながら、希望に沿ったものを作ってくれるそうです。

コロナ禍で私が好きになったものの一つに、お花があります。

舞台を勤める度にいただくお花は美しくて、人並みに嬉しく、好きだったけれども。自分で買った花を部屋に飾るようになったのは、Journeymanさんのおかげかもしれません。

行きつけのお花やさんが一つあるだけで、こんなに毎日花のことを考えるようになるとは思いませんでした。みなさんも、家に花を飾る習慣を始めてみませんか？

ある日突然大輪の花を咲かせる芍薬のように、人生も花開いちゃうかもしれませんよ♪