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【川崎市幸区・日陰】行列の先で会う、伊勢うどんならぬふわもち麺+鶏澄スープのラーメン 生姜丼も完食

Ash俳優・吟遊詩人(川崎市)

本日は愛車のタイヤ交換と点検があり、幸区へ!

尻手黒川道路沿いを目的地にむけて走っていると「あれ、この辺に気になるお店がなかったかな?」と、

最近SNSで見かけて気になっていたラーメン屋さんの存在を思い出しました。その情報によると、伊勢うどんみたいなふわふわの麺で、スープもすっきりしていて胃もたれしないラーメンだというのです。

先日お伊勢さんで食べたふわふわのおうどんが目からウロコの美味しさだったこともあり、食べてみたいなあ、と思ってました。行列必至ということだったのですが、時間もまだ開店前だったし、目的地からは少し距離があったけど、ランで行くのにはちょうどいいかも♪

…というわけで、今日は幸区の人気ラーメン屋さん「日陰」をレポートします。

開店の11時半前に20人近く並んでいる!?

少し早めに車をピットインして、11時過ぎには話題のお店「日陰」に着いたのですが…平日にもかかわらずなんと、19番目でした。開店って11時半でしたよね!?

お店が開くまでまだあと30分もあるのにこんなに並ぶものなんですねえ。私は普段ラーメンをあまり食べないので、こういう行列のできるお店に並んだ経験がありません。

食べログなどにラーメンの武者?みたいな人たちのレポートがたくさんあるので、そういうのを読みたい人はぜひそちらをチェックしてください。(私も待っている間にいっぱいチェックしましたー 笑)

臨港バスの江川町バス停の目の前
臨港バスの江川町バス停の目の前

お店は、尻手黒川道路の江川町バス停の目の前です。駅からはだいぶ遠いので、わたしのように走るのが好きな人でなければバスを利用するのが一番かと思います。武蔵小杉と川崎からは一本で来られるようですよ。

このあまり特徴のないタイポグラフィの「ラーメン」が目印
このあまり特徴のないタイポグラフィの「ラーメン」が目印

こちらはお店側の行列の様子。隣の機械屋さんの前を塞がないようにという看板が立っていて、そこを開けて機械屋さんの横の壁面に沿って並んでいます。(2つ上の写真)

11時半に開店すると、最初に並んでいた7人が入店。店内はカウンター席のみで、7席です。

※店内は、ラーメンの写真以外は撮影できないそうなので、言葉で説明していきますね。

一人が出てくると、並んでいた一人が入る、というような感じで自主的に少しずつ列が進んでいき、12時ちょうどに、入店。お店に並んだのが11時10分くらいだったので、50分待ちでした。

メニューはシンプル

その50分の間に食べログやラーメンファンのサイトで集めた情報によると、メニューは「ラーメン」(800円)、「海老ワンタンメン」(900円)「チャーシューメン」(950円)の3種類で、塩味が基本。「濃口」(+50円)で醤油味に、「辛口」(+100円)でラー油味にしてくれるそう。大盛りも+50円。

サイドメニューは「ごはん」=50円、「生姜丼」=100円、缶ビール=200円ということで、ビール安っ!!と思いましたが、車だったし。ビールを飲んでいる人は私の入った時にはいませんでした。

普通のラーメンにするか、海老ワンタンでいくか迷ったのですが、ネット上では海老ワンタンの評価がとても高く、これにしようかと。さらに生姜丼も評判が良かったので、こちらも注文することに!(ちなみに、私の後に入ったお客さんも二人続けて私と全く同じチョイスでしたw)

若い店主のワンオペ

店主さんは思っていたより若くて、たった一人でお店をやっています。券売機もないので、注文は口頭で伝えて、支払いは食べた後。そしてなぜか、BGMは演歌。

店主さんのオペレーションがすごい。流れるような一連の動きは無駄がなく、つい見入ってしまいました。

注文を聞くと、人数分(3人か4人分をいっぺんに作る)の麺をもんで、大きな鍋で茹で始めます。その間に、手包みで海老ワンタンを手際よく作っていきます。ワンタンをお湯に入れたら、温めてあるどんぶりに、なにかの油を入れて、別の鍋からスープを入れて、チャーシューを切っておき、麺が茹で上がるとお湯を切ってどんぶりに入れていき、白ネギと青ネギと、チャーシュー、ワンタンを盛り付け、みるみるうちに「お待たせしました」と目の前に置かれた。(ちょっと見落としたり前後するところもあると思うので、まあ主観的な観察だと思ってください)

海老ワンタンメン

サーブされた「海老ワンタンメン」
サーブされた「海老ワンタンメン」

わー!!!

なんて美しいスープなんでしょう!!澄みきって中の麺を見せてくれつつ、キラキラ光っています。

そして、噂の麺はというと…

初めての食感
初めての食感

すごい!ふわふわでもちもちです! 伊勢うどんとも、またちょっと違いますね!

薄いところは、口の中に入れると溶けていくようで、のどごしもつるんとしています。一方、すこし太い部分はもっちりしていて、噛み締めると、小麦の味がするのです。入り口のところに置いてあった上質そうな小麦の味なのかな。

ワンタン

店主さんの手づくりワンタンはというと…

海老ワンタン
海老ワンタン

むにゅっとした皮のは、柔らかい麺といい感じでマッチ。口に入れるとつるんとしています。生姜のきいたフィリングは固さもちょうどよく、噛むほどに海老の味がして、美味しかったです!

チャーシュー

わたし、普通のラーメン屋さんだとチャーシューは子どもにあげちゃったりするくらい興味ないんですが、ここのチャーシュー、おいしい!!柔らかくて、脂身も旨味がありそれほど脂っこくない。

生姜丼

本日のチャレンジは、こちら。

私は普段、ラーメン一杯でもなかなか食べきれなくて、それがつまりこのクリエイターズの記事にも、ラーメン店がほとんどない理由なのです。

その私がサイドディッシュを頼む、というのはもう、清水の舞台から飛び降りる気持ちです(大袈裟な)。

でも、そのくらい美味しそうだったのです。

生姜丼
生姜丼

生姜のきいた肉そぼろご飯、おいしー!!!

サイズは、女性のお茶碗1杯分くらいです。ふだんの私ならラーメンを食べた上にはぜったい食べられないんですが、あら不思議。ラーメンの鶏だしスープをかけて、するすると完食しちゃいました。

お会計をして、お店を出る

食べ終わったら、外の行列を考慮して、すぐに席を立ちました。

お会計はちょうど1,000円。なんか、すっごくコスパもいいんですけど!!!

店主さんは「ありがとうございました」ときちんと一人ひとりに伝えていて、お人柄が伺えました日陰という名前の由来や、幸区南加瀬にお店を出した理由など、いろいろなことを聞いてみたくなったけれども、取材はNGということはネットの情報で書いてあったので、個人的なレポートに留めておきます。

通い詰めたらいつか、教えてくれるかなあ。(笑)

ほんとうに通い詰めてみたいくらい美味しかったです。店主さん、ワンオペ大変だと思いますが、身体に気をつけてこれからも頑張ってくださいね!

手書き?ののれん 日陰という名前の由来も気になる
手書き?ののれん 日陰という名前の由来も気になる

女性で私のように、脂っこいラーメンが苦手、という方はぜひ試してほしいお店です。

行列は… いまのところ攻略法はありませんが、雨の日には比較的列が短くなるようなので、私も次回は山仕様の雨合羽でチャレンジしてみようかな♪ なんて思っています。

日陰
住所:川崎市幸区南加瀬4-16-2
営業時間:ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時〜20時(売り切れ次第終了)
定休日:月曜日

俳優・吟遊詩人(川崎市)

琵琶を弾き歌う俳優です。世界80都市を旅した結果、日本文化を愛しています。旅と出会いと美味しいお酒がインスピレーションの源。MCアマビエちゃんはアマエビちゃんにメタモルフォーゼ。フラットで差別のない目線で記事をお届けしたいと思っています。Stay tuned!

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