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【川崎市中原区】お医者さんにざっくばらんに相談できる!? ワクチンの不安はプラスケアの「相談会」へ

Ash俳優・吟遊詩人(川崎市)

新型コロナウィルスの感染防止対策として、ワクチンの摂取が少しずつ進んできました。けれども、ワクチンについてはまだ不安、という方も多いと思います。不安を抱えたまま摂取するのは嫌だと思っている方に、お知らせしたい情報があります。

元住吉から近い「となりの.」というカフェで、井田病院の医師である西智弘さんが主宰する、プラスケアによる「ワクチン相談会」が開かれています。

地域で医療者とつながることができるしくみ

西先生は、現役の医師ですが病院で勤務するだけでなく、地域で包括的に健康を維持するために医療者と住民が気軽につながることができるチャネルづくりとして「暮らしの保健室」事業を行っています。

とても忙しい方なのに、休みを使って地域医療の最先端の仕組みづくりに取り組む、とても意欲的な方で、先生を知るにはTwitterをフォローするのがいいかもしれません。

ワクチン相談会は元住吉で

ワクチンについて、不安を持っている人と話をして、少しでも不安を取り除くことができれば、と西先生がもうけたこの相談会、特に医療診断などをするわけではなく、漠然とした不安を持っている人が、医師と話すことで疑問を解決することが目的、ということです。

会場はこちらのカフェ「となりの.」

会場は元住吉の駅から徒歩8分ほどの賃貸住宅「フロール元住吉」の一角にあるカフェ「となりの.」です。

おしゃれなコミュニティカフェ「となりの.」
おしゃれなコミュニティカフェ「となりの.」

子ども連れの相談者も

私が行った時は、ちょうど小さな赤ちゃんを抱っこしたご夫婦が、西先生とお話をしていました。

若い夫婦の相談に乗る西智弘医師(左)、右は「暮らしの保健室」の相談員・勝山陽太さん
若い夫婦の相談に乗る西智弘医師(左)、右は「暮らしの保健室」の相談員・勝山陽太さん

赤ちゃんに授乳中のお母さんなどは、特に不安も多いと思います。

摂取しても影響はない、と書いてあったとしても、どうして大丈夫なのか、そもそも今回のワクチンがどのようなものなのか、など、わからないことをお医者さんに直接聞くことができるのは、ありがたいですね。

「ネットにはいろいろな情報があり、明らかに間違っているものもあるので、不安に感じている方も多いと思い、この相談会をはじめました。摂取を勧めることが目的ではなく、市民の方々の疑問や不安に応える機会を設けられたらと思っています」と西先生。

西先生の話を聞くたびに、地域に必要な医療のあり方とはどのようなものか、ということを深く考える気づきをいただきます。(個人的には以前、西先生の構想したプロットを小説にさせていただいたご縁もあり)西先生の活動には今後も注目していきたいです。

連絡は暮らしの保健室へ

ワクチン摂取への疑問がある方は、まずは明日、7月31日「となりの.」へ足を運んでみてください。予約制ではないですが、確実にお話ししたい場合は、暮らしの保健室の勝山さんに、行く時間をお伝えしておくのがいいと思います。

「暮らしの保健室へ、気軽にご相談ください」と相談員の勝山さん
「暮らしの保健室へ、気軽にご相談ください」と相談員の勝山さん

一般社団法人プラスケア
https://www.kosugipluscare.com
ワクチン相談会
開催日:7月31日、8月7日、8月21日、9月4日、9月25日、10月2日、10月16日
会場:となりの.(川崎市中原区西加瀬5-1)
時間:14時〜16時
問合せ:044-863-8444(暮らしの保健室・勝山)
詳細:https://note.com/tnishi1/n/n189ef5406d05

俳優・吟遊詩人(川崎市)

琵琶を弾き歌う俳優です。世界80都市を旅した結果、日本文化を愛しています。旅と出会いと美味しいお酒がインスピレーションの源。MCアマビエちゃんはアマエビちゃんにメタモルフォーゼ。フラットで差別のない目線で記事をお届けしたいと思っています。Stay tuned!

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