応援したいお店の条件ってなんでしょうか。

もちろん、メニューが美味しいことは絶対条件なんですが、やはり「接客」の部分は大事だなあと思います。

萬福飯店さんは、そんな「人情の街」新丸子エリアで、「この店が好き」という話題に必ず名前のあがる、街の中華屋さん。お母さんの笑顔と接客がとにかく素敵なんです。ひとりで訪れるお客さんが入りやすいのも、このお母さんの接客ありきなんでしょう。街の中華はこうじゃないと、という要素が満載。

中華の厨房は忙しいから、シェフは寡黙でもいい。いい腕を手早く奮って美味しいものを作り、お母さんが笑顔で客席を元気よく回してくれる。こんなお店はやっぱり、応援したくなっちゃいますね。

そんな私のオススメメニューは、まちがいなくこちらの「四川風」のメニューです。

辛くてクセになる四川風の味付け

やはり、お店の一押しも「四川風麻婆豆腐」。

このお店の四川麻婆豆腐は、とにかくクセになります。

私の一押しは水餃子

この暑さの中でいただく辛い料理って、なんだか体の中からデトックスされているようで、私は実は夏こそ辛い料理を食べたくなるんですが、みなさんはいかがでしょうか。

私は、毎回頼んでしまうのがこれ。「四川風水餃子」です。とにかく病みつきなので、一度試してみてほしい。

昨年、緊急事態宣言下でテイクアウトメインになったときにも、お持ち帰りさせてもらったんですが、3年生の子どもが「からっ！！！でも、うまっ！！！」と言って完食していたのが忘れられません。

めっちゃ辛いんですが、絶妙に甘くて中身のお肉との絡みがすばらしいマッチング。この四川風ソースは、いったいどうやって作るのだろう…。餃子を楽しんだ後は、焼きそばにこのソースをかけて楽しむ人も多いです（笑）。

隠れた人気メニュー「胡椒湯麺」

この暑い時期に湯麺たべる！？

って思っている方、いや、夏こそ体は冷えてるんですよ。冷たいものの取りすぎや、空調の中にいすぎたりで、体温調節機能が整わなくなってしまっているな、と感じる時があります。

そんな時に、是非お勧めしたいのがこちら、萬福さんの「胡椒湯麺」。

見た目は「おお！？」という感じですが、味は意外とまろやかなんです。３種類の胡椒に生姜が効いた味付けは、体を中からしっかり元気にしてくれます。

ランチは定食が安い、早い、めちゃうまい

この日定食の、お母さんのおすすめは「レバ玉子」でした。「とっても人気がありますよ。レバーが苦手、という人にも、これなら食べられる！と喜んでもらってます」と、言われて、レバーがちょっぴり苦手な連れの人もこちらを注文。

結論「レバーがめっちゃ柔らかい！全然臭みがない！これなら何皿でもいける、うまい！！」とのことでした。そうだろうそうだろう（笑）。

実際、こちらのレバ玉子炒めは、柔らかいレバーと卵がふわっと絡んで、味付けも濃すぎず絶妙。野菜もたっぷりで、女性にもとても人気がありそうな印象でした。

お父さんとお母さんのやりとりも素敵

お母さんは、ちょっと前まで腰を痛めてお店に出られない日もありましたが、元気に復活してくださってうれしいです。そのことについて少し話したら、「なんと、病院に入院した時に看護師さんが私の声を聞いて『あ、萬福の女将さんだ』って気付いてくれたんですよ」なんて話をしてくれました。

まさにローカルな名店さんならではの素敵なエピソードですよね。

息子さんが俳優をしている、ということで、私もとても共感するところがあり、今まで以上に応援していきたいお店です。美味しいものがたくさんありすぎて選べず、結局いつも四川水餃子＆胡椒湯麺にいってしまうのですが、じつはまだ食べたことのない「川崎ラーメン」も気になっているので、近いうちに食べに行きたいです！

末長く、仲良くお店を続けてくださいね！応援しています！