【川崎市中原区】住宅街に期間限定のかき氷処 小料理店「銀扇」のママが地域に咲かせる笑顔の花
夏休みも終盤ではありますが、川崎市では市立学校の夏休みの延長が発表されましたね。
学校側も、また家庭でもいろいろと対応が必要なところもあるかと思います。(誰が悪いわけでもなく、今人類は試されているなぁ…、と思っています。)長引いているのも、決してだれかのせいではなく、ウィルス自体が変異するなど、一筋縄では行かない相手だからでしょう。
飲食店もお酒を出しているお店は、休業を余儀なくされているところも多いのではないでしょうか。開いているお店も、そうでないお店も、前に進むために熟考し努力していらっしゃるので、地域の仲間で協力し合って、引き続き応援していきたいです。
さて、今日は、そんな飲食店さんの中で、休業中に素敵な取り組みを始めたお店があったので、ご紹介させていただきますね。
住宅街に、期間限定のかき氷やさんが
住宅街の中にある、銀扇(ぎんせん)さん。
ママの作るお料理とお酒を楽しんでもらうお店ですが、8月のお盆の少し前から、突然店先に「かき氷やさん」が。
「かき氷くださ〜い」と子どもたちが100円玉を握り締めて次々にやってきます。
「はーい、何味がいい?」と笑顔で対応するのは、銀扇のママ・柴田江里子さん。
地域出身の二代目ママ
なんとも太陽みたいな明るい笑顔の柴田さん。
こちらのお店は、先代のママから縁があって譲り受けたのだそうです。それまでは、横浜に住んでいて「バリキャリの会社員だった」ということでしたが、ご本人的にタイミングが良かったこともあり、引き継ぐことに。
もともとここが地元ということもあり、友人・知人が次々に訪れてくれて、順調に滑り出せたということです。
地域に応援の輪が
「若い頃には地域から出馬する議員さんのお手伝いをしたり、町内会のご壮齢の方々に社会勉強に連れていっていただいたり。そのご縁でいろいろな世界が広がりました。おかげで今でも、みなさん『エリちゃん、どう?』と気にかけてくれて、ありがたいです」と江里子さん。
かき氷やさんも、地域の方々に「お酒出せなくてお店閉めてるなら、店先でかき氷やさんでもやってみたら」と勧められ、周りの人たちがちゃっちゃと準備も進めてくれのだそう。
いつも、誰かに助けてもらってる、という江里子さんですが、その人を惹き付けるお人柄に加えて、一生懸命やっていらっしゃる姿を周囲のみなさんが放って置けないのでしょうね。
気軽に入れる
格調のあるお店のたたずまいに「きっと敷居の高いお店だわ」と思っていた方も、かき氷ついでに江里子ママと直接話せば、きっと銀扇に通っちゃいますね。なんといっても明るくて、お話も楽しく、笑顔が素敵なママです。
音楽もお好きということで、コロナ以前にはお店で音楽ライブを開催することもあったそうです。琵琶を聴きたいと言ってくださったので、収束したら…ぜひに…!
かき氷は6種類
外の張り紙には4種類のシロップが書いてあったのですが、そこからさらに増えたとのことで今は6種類。
こちらが新顔?の抹茶とマンゴーです(どちらも100円)。
50円プラスするとコンデンスミルクをかけてくれます。
抹茶には、50円プラスであんこも乗っけてくれます。いっきにゴージャス!
お店の中にいるので、声をかけてね
外にある「チリン」となるベルを鳴らすと、中から江里子さんが出てきます。
小料理屋さんの中にお子さんたちがいる風景って、なんだか懐かしいような…?
青いパラソルが作り出す日陰の中で、子どもたちは美味しそうにかき氷を食べていました。
「こういうお店なので普段は年齢層の高い方々とばかりお話ししているんですが、これを始めて子どもたちの話がいっぱい聞けて、楽しい!」と江里子ママ。
もちろん、子どもじゃなくてもOK!
お散歩中のカップルの方も寄って食べていかれました。
「かき氷、安くてうれしいですね」と終始素敵な笑顔で。
新丸子・武蔵小杉界隈は若いご夫婦やカップルの方が多いところですね。ぜひ、散策の合間にかき氷で一休みしていってくださいね。
もちろん、テイクアウトもOK
お子さんとご自分の分を買って帰られるパパも。
とにかく、子どもたち、お客さまが楽しそうで、私も取材しながらとってもうれしくなってしまいました。かき氷ひとつで、人はこんなに幸せになれるものなんです。
かき氷やさんを江里子ママに勧めた方々に感謝の拍手を送りたい!!
そして、地域をやさしいまなざしで見守る江里子ママに、さらなる感謝を。
銀扇さんは、空太郎の通っていた保育園にも近く、ずっと気になっていたお店でした。きっとそういう方は多いのでは? これをキッカケに、多くの方が江里子ママの笑顔に癒されるようになるといいな。
ほんとうにありがとうございます!
銀扇ママのかき氷やさん
営業時間:晴れた日のだいたい15時〜18時くらい
(たまに、少し早めにオープンしたり、お休みしたりします)
8月中は営業予定とのこと
カブトムシの幼虫(10匹=500円)も。(ケースを持参してください)
※お休みする時は、お店のフェイスブックページでご案内してくれるとのことなので、下のページもみなさま、随時チェックしてくださいね。
銀扇(ぎんせん)
住所:川崎市中原区小杉町2-315-18
電話番号:044-711-6089
営業時間:18時〜0時(現在小料理店は休業中)
公式HP:https://www.facebook.com/523566068151405(フェイスブック)
アクセス:JR武蔵小杉駅から徒歩11分、東急東横線新丸子駅から徒歩9分