【川崎市中原区・ちゃぐちゃぐサン】武蔵新城に東北の恵みを堪能できるフレンドリーなお寿司屋さんが開店♪
先日、もうじき閉店してしまう大好きな武蔵新城のチーズ専門店さんへ、チーズを買いに行った時のこと(この文章でピンときたMikotoさんのファンは、急いでね。今月30日で閉店です)、道の途中に今までなかったお店を発見しました。
ちゃぐちゃぐサン
ちゃぐちゃぐ?
幼い頃を東北で過ごした私には耳慣れた響きです。(岩手県に「ちゃぐちゃぐ馬コ」というお祭りがあるのです)
きっと東北のおいしいものが食べられるに違いない!と、私のおいしいものセンサーも反応!
ランチは14時まで、と書いてあり、営業中の札が下がっています。折しも、13時40分… ちょうど昼ごはんを食いっぱぐれてお腹が空いていました。
メニューを見ると、お寿司やさんのようですが、ランチメニューは御膳中心でとってもおいしそう。
ん…
「めかぶ定食!?」
(私めかぶ大好きなんですが、果たしてめかぶってメインの料理になるんでしょうか?)
と、メニューを凝視していると、優しそうなスタッフさんが「めかぶは丼になっています、お刺身もついていますよ」と教えてくれました。
(すみません、井之頭五郎さんばりに心の声がだだ漏れですねw)
やっぱりちゃぐちゃぐは馬コ
はい、こちらが店主の西村さんと、ご案内してくれたスタッフの優子さん(お名前通り!)
西村さんは予想通り岩手県の、久慈のご出身ということでした。
パーティションできちんと区切られて対策されているカウンター席に案内していただきました。
「ちゃぐちゃぐ馬コ」のお馬さんも、お店のあちこちに。
めかぶ定食を注文!
気になって仕方がなかったあの「めかぶ定食」を注文します。
小鉢と茶碗蒸しが
最初に小鉢と茶碗蒸しが運ばれてきました。小鉢は日替わりで、本日は「太刀魚の南蛮漬け」え、これめっちゃおいしい!
「きゅうりは、私の実家で採れたものを漬物にしました、田舎の野菜って感じですっかいでしょ」と西村さん。
「すっかい?」
岩手の方言で「すっぱくてちょっと苦い」ことを指すんだそう!
めかぶのどんぶり
待ってましたのメインのめかぶ!
ねばねばしているものを予想していましたが、出汁をたっぷり吸っためかぶはふんわりとしてやわらかく、ごはんと一緒に口に運ぶと新食感の感動がありました。かつお節とごまの風味で全体がよくまとまっていて、これはめかぶ好きの人には是非試して欲しい逸品!
「三陸はわかめが美味しいところなので、家族にはよく食べさせていたんですが、美味しいのでメニューにしちゃおうと思って」と西村さん。
板前さんが家族に振る舞うものなんて、一番美味しいにきまってますよね!
お刺身も絶品
お刺身もとっても美味しかった!4種類もの盛り合わせ!
お吸い物も、日替わりで内容が変わるそうです。
震災をきっかけに、地元の良さを伝えたいと思うように
西村さんは、以前は川崎の別のお店で働いていましたが、震災をきっかけに自分の故郷の農産物や水産物を、こちらの人たちに知ってもらえるようなお店をやりたいと思うようになったと言います。
「お米も父親経由ですし、水産物も友人や知人のルートで送ってもらいます。ものも鮮度もいいけれど、それをそのまま出すというよりは、たとえばめかぶ丼みたいに、調理して美味しくお客様に提供できれば新しい価値を生み出せる。そういうお店をやりたいと思って」と笑顔を見せます。
西村さんの料理はまさに、そういう料理だと感じました。
「9月2日にオープンしたばかりだけれど、武蔵新城はとても人が温かくて、いい街に来たなと思っています。街の人にどんどん知ってもらって、そのうち街のイベントにも参加してみたいです」とのこと。
はい、武蔵新城に私の大好きな「せんべろ」イベントが復活した際には、必ず参加してくださいね、きっと大人気のお店になるに違いありません♪
(1000ベロ、早く復活しないかなぁ)
武蔵新城のほとんどのお店がそうであるように、ちゃぐちゃぐサンも、お子様連れでも、優しく対応してくれるお店です。
みなさまも、ぜひ一度食べに行ってみてくださいね!
(お店でお酒が飲めるようになったら、空太郎とお寿司を食べに行こうっと♪)
ちゃぐちゃぐサン
住所:川崎市中原区上新城2-8-10
電話番号:044-750-1440
営業時間:ランチ=11時〜14時30分、ディナー=17時〜22時(宣言下では時短営業)
定休日:月曜日
公式サイト:https://tyagutyagusun.com
アクセス:JR「武蔵新城」駅北口より徒歩2分