わたし、川崎大師名物のくず餅がとっても好きなんですが…

難点はちょっと重いところ。師匠がくず餅を好きなので、静岡にいくときにはよく買っていたのですが、いつも「もっと軽ければいいのに…」と思っていました。

でも、なんとその重さを逆手にとったような新商品が！！

「久寿餅 de 一升餅」

川崎大師のくず餅やさんの中でひときわ目立つ、住吉さんが新商品「久寿餅 de 一升餅」を10月8日に発売する、というニュースが入ってきました。

くずもっちゃん

このゆるキャラは「くずもっちゃん」。

（え、くず餅のゆるキャラがいるなんて知らなかった…）

なんでも、全国のご当地餅をキャラ化して和菓子業界を盛り上げようということで、「もちくん」の仲間が全国に生まれたのだそう。（もちくんは、以前声優のオーディションの話がきていたので、かろうじて知っていた！笑）

川崎にはめちゃめちゃたくさんゆるキャラがいるので、そのうちクリエイターズの記事で特集できればと思っていましたが、やはり知らないキャラもまだまだいるんですね。

一升餅とは？

そもそも、一升餅の伝統はご存知でしょうか？

私は子供が生まれるまで全く知らなかったのですが、生後1歳を迎えた赤ちゃんに、お祝いの意味を込めて一升の餅米で炊いたお餅を背負わせて歩かせ、今後の健やかな成長を願う行事です。

一升といえば約1.8kgで、お餅にすると2キロくらいになります。一歳の体重なんて9キロくらいのものなのに、しかもまだ歩けるか歩けないかという赤子に、なんでそんな重たいものを持たせて歩かせるんだw と半ば苦笑しながら、空太郎にネットで買ったお餅を背負わせたのが昨日のことのように思い出せます。

しかも、「選び取り」といって子どもの前にいろいろな道具が書かれたカードを並べておいて、子どもがどのカードを最初に触ったかで、将来の職業を占うというおまけまであって、これはいったいいつの時代に誰が考えたのか、本当に謎でしたが、やってみるとわりと楽しく、いつの時代も親にとって子どもの健やかな成長を願う気持ちは変わらないのね、と思いました。

これがその内容

10月8日に発売される「久寿餅 de 一升餅」お祝いセットの、これが内容です。

一瞬、丸いくず餅が発売されるのかと思いましたが、そうではなく、約2キロくらいになるくず餅を可愛いリュックサックと、くずもっちゃんの選び取りカードとセットにして売り出す、ということですね。名前は、のしにさらっと入っています。

確かに、名入れしてもらった大きな一升餅は、切るのも大変で、行事が終わった後には毎日お餅を食べて消費していたね…

くず餅は無添加の発酵食品で、黒蜜ときな粉で甘さも調節できるので、子どもも食べやすいし、なにより扱いやすいのはいいですね。

私も師匠に負けず劣らず、くず餅を新幹線の中でお弁当がわりにペロリといっちゃうくらいくず餅が好きなので（つまり師匠の分と自分のと二箱買っていたわけで、そりゃ重いですねw）空太郎が1歳のときにこのセットがあったら、間違いなく買っていただろうな。

（でも、やっぱり丸いお餅にピンクで名前が書いてあるやつがいいわ！という方は、ぜひおなじみの新岩城さんで頼んでみて下さいね。とても評判がいいですよ。）

住吉さんは、大正六年(1917年)に創業の老舗。川崎大師表参道の山門前にお店があり、添加物は一切使用せず厳選した素材と妥協なき職人の技で伝統の味を守り続けているのだそう。

お近くの方はぜひ、お店で。

遠くの方も、ネットで注文ができますよ！（ほんと、便利な世の中ですねえ）