みなさん、朝ドラはご覧になりますか？

わたしは録画ですが毎日楽しみに見ています。今は女性の三代記「Come Come Everybody」の二代目の物語が佳境に入っているところなのですが、２日前くらいから、この朝ドラを見ていると妙に食べたくなってくるお菓子があります。それがこちら。

回転焼き？

ドラマの中では「回転焼き」という名前で出てきますが、みなさんはこのお菓子を何と呼びますか？　

このお菓子、地方によってずいぶん呼び名があるようなのです。

Wikipediaによると、形状が同じものの一般的な呼称として

今川焼き - 全国各地

大判焼き - 全国各地

回転焼き、回転饅頭 - 大阪府大阪市・堺市、九州・山口地方など。

他にも多数呼び名があり、お店ごとの呼び名が地方に定着した例もあります。兵庫県の御座候とか、秋田の武家まんあたりは、私も馴染んでいました。

ですが、現在住んでいる川崎市中原区、新丸子エリアでは、このお菓子は押しも押されもせぬ呼び名があります。それは！

みかぼ焼き

ご存知、桔梗屋さん名物のみかぼ焼きですね♪

以前こちらの記事でもご案内しましたが、朝ドラのおかげで桔梗屋さんに駆け込む方多数！かくいうわたしも、食べたくなってついつい行っちゃいました。

上記の記事中でも書いていますが、売り出した頃は毎日のようにみかぼ焼きを待つお客さんの列ができていたそうです。今回は、昭和44年に撮られたという写真も見せていただきました。

30代の頃の大女将が写っていますね！

職人芸です

この日も、私がいる間にひっきりになしにみかぼ焼きを求めるお客様がいらしていて、大女将は大忙しでした。

朝ドラのヒロイン・るいちゃんと同じように、ヘラであんこをのせていますね。

桔梗屋さんの「みかぼ焼き」の名前の由来は、初代が初心を忘れないようにと、ふるさとである群馬県にある御荷鉾（みかぼ）山から取ったのだそうです。

今日はたくさんお話をしてくれる大女将。

「あんまり喋ってると焦がすよ」と息子である二代目から突っ込まれていて、とても微笑ましかったです。

みかバターもおすすめ

朝ドラでも、初代ヒロイン（＝安子）は和菓子屋の娘という設定で「あんこの作り方」をおまじないのように唱えているシーンが印象的でしたが、それを覚えていた娘（二代目ヒロイン＝るい）がおいしいあんこを作って「回転焼き」のお店を開業するという流れになっています。

桔梗屋さんといえば、あんこがおいしいことで有名なのと、三世代が揃ってお菓子作りをするお店なので、まさに今回の朝ドラとシンクロする感じもしますね！

桔梗屋さんのあんこをたっぷりと堪能できるみかぼ焼き、本当においしいです。

川崎ではみんなこれを「みかぼ焼き」と呼べばいいんじゃない？と思ってしまいます（笑）

バターを乗せて食べる禁断のレシピ・「みかバター」もぜひおためしください。

みかぼ焼きは秋〜冬の限定なので、4月までですよ。

朝ドラ見て、お腹がすいちゃった方は、ぜひ買いに行ってくださいね♪♪