少し前のことなんですが、夕食を食べるお店を探して新丸子を歩いていたら、こんな看板を発見しました。

米と肴　みなかわ

武蔵小杉から東横線の高架沿いに新丸子に向かう途中、ナチュラさんをすぎたあたりで目に入ります。

ここで私の美味しいものセンサーは「ピコーン！」と音を立てました（笑）

この日は、子ども連れだったから、まず入れるかどうかという問題がありますが…　

せっかくなので聞いてみましょう。

こちらの看板の出ているビルの二階が入り口

中に入って「あの、子ども連れでも大丈夫ですか？」と尋ねると、優しそうな女性が「いいですよー！」と。やったー！！　

でも、もっと驚くべきことにそこにはあの小杉の名オステリアのシェフが先客でいらしたんですよ！！

「あ、こんにちは！」と挨拶を交わしながら、心の中ではもうガッツポーズですよー！だって、プロの方が選ぶお店なら、本物じゃないですか！！

店内はとっても綺麗

仲のいい友人親子も来られるということで、こちらの広い席を用意していただきました。店内はカウンターとテーブルがわりと広めのスペースに配してあり、とても綺麗です。

メニューは壁にずらりと

その日のお勧めも含めて、食事やお酒のメニューは壁に貼ってあります。

遠くてちょっと見えない、という時は、写真を撮って拡大！（笑）スマホって便利ですね。

「白石蓮根の素揚げ」に心惹かれ、多彩な果実のサワーはどれも美味しそう！！とりあえず、注文します！

白石蓮根の素揚げとしそサワー

蓮根の素揚げがこの上品さです。

めちゃめちゃおいしい！！　これはお酒が進みます。

しそサワーは全然甘くなくて、かなり好みの味でした。

次は何にしようかな？

頭の上のメニューも、パチリと撮って確認。

ちくわ磯辺揚げ

こちらも、美しい！

まさか、ちくわの磯辺揚げまでもこんなに上品になるとは…

ハムカツ

ハムカツだってシャレオツですよー！！これは子どもと来るべきではなかった！！ということにこのあたりでやっと気づきました（遅いw）

軟骨唐揚げ

まあ、それならそれで！子どもたちの喜ぶ茶色っぽいメニューばかりになってしまいましたが、本当にどれも美味しいのです！

軟骨の唐揚げは、衣がサクサクしていて、程よい塩気でいくらでも食べられそう。

ウニッシュポテト

ウニのペーストと胡椒がなんともいえない、大人のハッシュドポテト。

日本酒でもビールでもいけちゃいますね。

酒盗バターポテト

こちらは空太郎の大好物、酒盗のバターポテト（渋いよねww）

本当に茶色いものばっかりですみません（汗）

湯豆腐

ちょっとまだ肌寒さの残る夜だったので、湯豆腐もいただきました。

お豆腐は元住吉の越路屋豆腐店さんのものだそうです。

こちらがまた、土鍋でくるのであつあつ、ぐつぐつで、鰹節がふわふわとゆれて、なんとも心にしみる一品。

鹿のタタキ

鹿肉があったので、迷わず注文！！

行者ニンニクのソースで仕上げてあります。当然臭みもなく、深い味わいでめちゃめちゃ美味しかったです！

新丸子で鹿のお料理が食べられるなんてー！うれしい！

看板メニューのお米

米と肴の店ということなので、最後は帆立飯をいただくことに。

土鍋で炊き上げるので、少し時間がかかることをあらかじめ教えていただきました。食べたい時間から逆算して30分くらいは早めに注文して下さいね。

帆立飯！！

蓋を取ると…すごい、いいにおいです！

さっくりと混ぜると、帆立の貝柱がゴロゴロ。

上品な出汁で炊き上げてあって、しかも炊き立てをすぐにいただけるんですから…美味しくないわけがない。これは絶対に食べてほしいです！！

こちらが店主の皆川さん

こんな素敵なお料理の数々を作られるのは、店主の皆川隼人さん、そして、穏やかで素敵な接客をなさる奥様。

皆川さんは船舶の調理員から料理のキャリアをスタートしたのだそうです。（かつて船旅をしていた私、もっとこの話をききたいと思いました！）

お店は2020年の10月にオープンしていました。ぜんぜん、気がついていなくてもったいないことをしました。でも、これからはもっと食べに行きます！

この日は空いていましたが、友人が再訪した時には満席だったとの情報もあり。あのオステリア（どこのお店か知りたい方は、文末の関連Twitterをご参照ください）のシェフだけでなく、多くのプロフェッショナルなシェフが通うお店なんだろうと感じました。

再訪時には、子どもがいない夜にゆっくり日本酒を飲みにこようと心に決めました！（笑）

いつ、行けるかな？　皆川シェフの作る、季節ごとの和食が楽しみです♪

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