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さて、今年の受験戦線もだいたい終了したところでしょうか、受験生のみなさま、お支えになっていたご家族のみなさま、本当にお疲れ様でした。

自分自身のことを振り返ると、私は今こうして記事を書いていることからもなんとなく想像していただけると思いますが、受験は国語力だけで乗り切ってきたような人間でした。

でも、自分の子どもの国語力を上げる方法はちっともわかりません　（汗）

なにも受験だけのことではなく、日本人である以上、国語力というのはそれなりにあったほうがいいなあ、と思っているんですが、そもそも作文なんて、決まったやり方があるのかどうかわからず、途方にくれていたところ、市内で国語に特化した個人塾をやっていらっしゃる方と出会うことができました。

こくごレストラン

それは、「こくごレストラン」という国語の私塾を開く笹山麻美さんです。

会場がまた、素敵なんですよ。

武蔵中原駅から少し歩くとある、神明神社の境内の中にある、コミュニティスペースで月に一度開催しているんです。

神明神社

神社はこんな感じです。

鳥居を正面から見ると、実にどっしりして素敵な構え。

この石などもただならぬパワーを感じますね。

神明会館

こちらが、こくごレストランの会場にもなる「神明会館」。

なんと、あの「万引き家族」のロケの場所にもなったんだそう。

説明いただいて、そういえば…と思い返すシーンがありました。

そのシーン出演なさっていた俳優さんたちのサイン色紙も飾ってありましたので、気になる方はぜひこくごレストランの体験がてら、そういう部分も堪能してもらえたら！

文化財もたくさん

この神社自体が、文化財の宝庫らしく、たくさんの認定を川崎市から受けていらっしゃいました。

でも今回ご案内したい大本命は「こくご」の力をあげる塾のことでした。

そろそろ本題に。

講師の笹山さん

さて、改めまして「こくごレストラン」を主宰する笹山麻美さんです。

塾講師の仕事を長くしていらした経験の中から、子どもたちの「国語」の力を上げることは、子どもたちが元気で楽しく学べる未来につながるということに気がつき、「こくごレストラン」を始めました。

「こくごレストラン」という名前も、レストランで食事をするように楽しく学べるように、という思いからつけられています。「こくご」がひらがななのがポイント。

低学年から体験しに来て欲しい

国語の力を伸ばすのに最適な時期は、小学校低学年くらいなのだそう。

せっかくなので、小学校低学年と行うやり方を試していただきました。

「名前をここに丁寧に書いて…」

笹山さんからの最初のリクエストは、「名前を丁寧に書くこと」でした。

その後、好きな物をひとつあげて、そのものを好きな理由をメモに書き出し、最後には他の子どもたちに発表してもらいます。

文章力って一言に言いますが、文章は書きたいことがあるから書けるんですね。子どもたちのなかに、これを文章で表してみたい、という衝動がなければ、なかなか文章で表現しようということにはなりません。

笹山さんは、ひとりひとりに寄り添って、その子がみんなの前で発表できるように見守ります。その時の励ましや、的確な声かけが、子どもにとって「これを話したい」「これをもっと伝えたい」という気持ちにつながり、やがて文章にそれを表せるようになってくるということです。

発表する時には、必ずしも、メモしたとおりでなくなってしまう子どももいますが、それがまたいい、という言葉に勇気をもらいます。

繰り返すうちに、どんどん、言葉があふれるようになり、子どもたちが発表をしたがるようになるのだそう。

笹山さんいわく、

「みんな、最短距離を目指しすぎる。最初はもっと適当でいいの」

「まずは、ここは自由に表現できる場所なんだ、と思ってもらって、居場所にしてもらって、表現したいという気持ちを育てていきます。」

国語の力というと、読み書きするだけのような気もしますが、一番大切なのは、自分の中にあるものを外に出す力＝「表現力」なんですね。

この力は、小学校低学年くらいまでにこういう自由に表現できる場に身を置くことで磨かれていくものだと、共感しきりでした。

国語のちからは、今、子どもたちに一番大切な力だと思っています。（そういう思いで川崎市アート・フォー・オール事業として作らせていただいた「シン・マルコちん」を、笹山さんに一冊進呈しました。こくごレストランの教材になるかしら？ドキドキ。）

笹山さんの「こくごレストラン」の深い学び。

無料体験を随時受け付けていますので、体験だけでもしてみてくださいね！！

「こくごレストラン」

（※当初掲載した時に、別の記事と混ざってしまって最後まで内容が追えておらず大変失礼しました、お詫びして修正します。）