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先週末、4年ぶりに開催された、かなまら祭に行ってきたので、その様子をレポートしたいと思います。（宵宮の記事も出しました。そちらも併せてご覧ください）

大師駅もかなまら様一色

京急線の川崎大師駅で、若宮八幡宮方面に渡る地下道から、すでにかなまら祭一色。

外に出れば、この盛況です！！

それにしても本当に、訪日外国人観光客の方だらけ。このフェスティバルが、いかに海外で人気を博しているか、この光景を見れば一目瞭然です。

若宮八幡宮に入るのにも、長蛇の列

若宮八幡宮へ向かう途中にも、外国人のグループに何組も行きあったのですが、神社はこの行列。御神輿はもう出発しまっている時間だったのですが、それでもこちらにこれだけ列ができるというのはすごいですね。

御神輿の御渡

こちらはインバウンド研究所のアプリの普及をしていた方からいただいた写真なのですが、若宮さんからエリザベス神輿が出発する瞬間ですね。

本当に、見渡す限り外国人の方ばかり。

この瞬間を待ちわびていた！とばかりにエリザベス神輿の写真を撮っています。

ゆるキャラも

なんと、秋葉原のアイドル、ちいたんがいますよ！！

いつもはアキバで大勢の取り巻きに囲まれているちいたんも、今日はゆっくりめに歩けているところも、このお祭りのインバウンド需要の高さを感じたりします。

こちらはくず餅の非公式ゆるキャラ「チョリ山チョリ男」です。

ちいたんのおっかけで来ちゃった、と言っていました（笑）。もう何がなんだか。

大師公園は最高のステージ

パレードを終えたエリザベス神輿は、こちらの大師公園に鎮座しています。

観光客のみなさんがその周りで写真を自由に撮り、さらに、その前で自分のパフォーマンスをして動画に収めたりと、めいめいに楽しんでいます。

とにかく、不思議な光景ではあるんですが、平和を感じずにはいられません。

かなまら大神輿

こちらの大神輿は、これからまた氏子さんたちに担がれて、若宮八幡内の金山神社へと帰っていきます。

その神事の様子をおさめようと、観光客の皆さんも飴を片手にカメラを構えます。

青空の下、稲瀬に担がれて行く大神輿。

担ぎ手のみなさんは、もちろん神事ですから、真剣に担いでいます。

いやー、なんだか清々しい気分になります。本当に。

グッズもたくさん

かなまら祭関連グッズもたくさん出ています。

公式、非公式ともにいろいろなグッズが出ていて、観て回るだけでもなんどもクスクスわらっちゃうようなものがいっぱい。

友人の旦那さんも買っていましたが、もれなく奥さんに「どこで着るのよ」とつっこまれていました。まあ、舞浜にあるテーマパーク的なノリですよね…笑

それぞれの国から待ち合わせて来る仲間たちも

これだけたくさんの外国人観光客が一度に集まる場所って、日本にもそれほどないですよね。浅草、京都、そして川崎のかなまら祭と並び称されてもいいかも。

国籍も年齢も千差万別で、みんなどこから来てるんだろう？と思ったので、こちらの素敵な3人組にちょこっとインタビューしてみました。

「私はUSから来たよ」

「おれはフィジーだよ」

「僕はコロンビア」

なんと！　みんなそれぞれ違うところから来ていました。「何の友達なの？　どこで出会ったの？」と聞いてみると「インターネットでね　笑」ということで。

「かなまら祭で会いましょう」みたいなコミュでもあるんでしょうか？　

ノリも、笑顔も最高でした。Thank you！！

こういうノリってどこかで体験したことがあるなあ、どこだったかなあ？

と、考えていたんですが後から「あ、ロックフェスだ」と思い当たりました。

海外のロックフェスや演劇フェスも、ちょっとこういう感じなんですよね。人類みんな兄弟というようなあったかさがあります。

最後に若宮八幡宮にもう一度行って、幸運なことに宮司の中村さんにお話を聞くことができました。以前に語り部の公演を観に来てくださったこともあり、お会いしたことはありましたが、かなまら祭についてきちんとお話を伺えたのは初めてです。

「本来の意味から外れて、悪ノリされてしまうのは困るけれど、もともと子宝祈願や子孫繁栄を願うという意味で始まったお祭り、若い人たちもおおらかに楽しんでほしい。少子化対策もね、こういうところからね」と、歯切れのいいお言葉が、とても心に残りました。

こういうお祭りがあることが、川崎らしくてとてもいいな、と思います。

お祭りを見逃してしまった、来年まで待てない、という方は、今週末には出店と、かなまら祭りの展示でこの雰囲気を楽しんでいだける「かなまら祭　市」がありますので、ぜひそちらにお出かけくださいね。