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【浜松市】天竜区・天竜銘菓が勢揃い!「森のマルシェきころ」はまるで食の玉手箱

麻生のりこ旅ライター・地域情報発信ライター(浜松市)

2022年2月25日、天竜区二俣町の商店街に待望の新店舗がOPENしました。その名は「森のマルシェきころ」。前年1月末に閉店した天竜ファミリータウンが前身です。店舗の場所はかつてと同じ、二俣川沿いを走る国道とクローバー通りとの間に。

とっっても気になっていたので混雑覚悟でGWに行ってきました。

「森のマルシェきころ」のほぼ全景
「森のマルシェきころ」のほぼ全景

はい、こちらが森のマルシェきころのほぼ全景です。一部2階建てで1階がマルシェ、2階は催事場として利用されています。

店舗出入り口付近のプレート
店舗出入り口付近のプレート

店舗出入り口付近には、店名への思いが込められたプレートが。「木」「喜」「生」「着」「希」。これらの「き」の「心(こころ)」。それが「きころ」です。

天竜銘菓、お茶、パン、飲料品など← →主に生鮮食料品売り場
天竜銘菓、お茶、パン、飲料品など← →主に生鮮食料品売り場

店内に一歩足を踏み入れると、正面壁に書かれた「おさかながいるよ!」の文字が目に飛び込んできました。

もしかして生け簀!? ドキドキしながら覗きましたが、この日は入荷の具合により魚はいませんでした。

店内は入って右半分が主に生鮮食料品売り場で、左側は天竜銘菓やお茶、パン、飲料品などの売り場です。

暖簾の下はお茶関連商品
暖簾の下はお茶関連商品

まずは店内左側(西・クローバー通り側)から。「大地のめぐみ」コーナーには、お茶やお菓子、雑貨等が並んでいます。

棚の前で2人の女性が見ているのは、春野町で製造しているアロマ製品なんですよ。

光月堂(他所への出店は初めて!)のフィナンシェ
光月堂(他所への出店は初めて!)のフィナンシェ

こちらは光月堂(二俣西町裏通り)のスティック型をしたフィナンシェです。味はオレンジ、アップル、パイナップルと栗に抹茶の5種類。どの味にしようか迷っちゃいますね。

むらせやの銘菓は安定の美味しさ
むらせやの銘菓は安定の美味しさ

「大地のめぐみ」暖簾の裏側にある冷蔵ショーケース内には、むらせや(二俣町・天竜区役所バス停すぐ)の和洋菓子や、全国各地から取り寄せた冷菓たち。

むらせやの商品は時々遠鉄ストアで販売されますが、買い逃してしまう方もいますよね。でもここならいつでもOK。私はN.Yチーズケーキ(ニューヨークチーズケーキ)を買って帰りました。ぷちちーずは次回に。

くるりと振り向くと、そこには水窪町の小松屋製菓の栃もち! …となる予定でしたが、人気商品なのでこの日は売り切れていました。

アロマコーナーもあります
アロマコーナーもあります

そうそう。2人の女性が見ていたアロマ製品はスギやヒノキのほか、ちょっと珍しいクロモジの香りも。どんな香りかは見本品を嗅いだ時のお楽しみ♪

舞阪漁港から仕入れた新鮮な魚たち
舞阪漁港から仕入れた新鮮な魚たち

ここからは店内の右半分(東・二俣川沿いを走る国道側)をご紹介。

生け簀を含め、存在感を放っているのは「魚屋とし」です。店主のとしさんは、もとは天竜ファミリータウン内のスーパーで魚売り場を担当していました。その後、縁あって同店に出店することになったんです。

二俣は新鮮な魚介類が手に入りにくいので貴重ですね。

青のり佃煮と浜名湖ぶち海苔
青のり佃煮と浜名湖ぶち海苔

「魚屋とし」では舞阪港で仕入れた魚を店内で捌いて陳列しています。そのため、鮮度バツグン!! 青のり佃煮と浜名湖ぶち海苔も美味しそう。

隣の「ohana(オハナ)寿司」では、新鮮な魚介類で作ったお寿司が人気です。

野菜の種類が豊富な青果コーナー
野菜の種類が豊富な青果コーナー

青果コーナーでは地元をはじめ、県内外の農家から届いた野菜や果物がいっぱい! ただ売るだけではなく、その野菜を使ってどんな料理が作れるのか簡単に書いてある心配りが嬉しい♪

いちごの近くにコンデンスミルク。この心遣いが嬉しい
いちごの近くにコンデンスミルク。この心遣いが嬉しい

こちらは店内右側から左側を見た様子です。青果コーナーの冷蔵ショーケースには掛川産のいちごや、水菜などが売られていました。そのほか窓辺では「ピクルス工房りんごの杜」の各種ピクルスなども。

あっという間に完食したコーンクリームコロッケ
あっという間に完食したコーンクリームコロッケ

お弁当やお惣菜は「山とごはんと」で。おすすめは季節に合わせた食材を使った日替わり弁当です。小腹が空いた時にはコロッケもおすすめです。

コーンクリームコロッケはコーンが甘くって! そしてクリーミー。さっくさくの衣にかかっているソースは目立たないタイプなので、見た目を損なうこともありませんでした。美味しかった~、ごちそうさまでした。

在りし日の天竜ファミリータウン。懐かしの滑り台(2021年1月31日撮影)
在りし日の天竜ファミリータウン。懐かしの滑り台(2021年1月31日撮影)

ところで、天竜ファミリータウンといえば、地上と2階とをつなぐ滑り台…ですよね。

私はTwitterで知った営業最終日に行って、階段を上っては滑り降り、また上っては滑り降り…を数回繰り返しました(最後の数回は、見知らぬ幼女と順番を譲り合いながら楽しみました)。

上から見ると意外と急な滑り台(2021年1月31日撮影)
上から見ると意外と急な滑り台(2021年1月31日撮影)

さて、その滑り台はどうなったと思いますか?

実は一部分だけですが、店舗前のスペースに移設されていました。どれくらい移設されたのを知りたい方は、きころへどうぞ。

「滑り台を残して欲しい」という地元からの要望や池田社長の思い、またそれを技術的に実現してくれた地元企業の成果が詰まった滑り台です。

月に一度やってくるキッチンカーは、写真手前や右側のスペースに
月に一度やってくるキッチンカーは、写真手前や右側のスペースに

店内には新鮮な野菜や魚介類のほか、ここでは紹介しきれないほど多くの天竜銘菓が並んでいます。さらにセレクトショップの一面を持っているので、京都や山形、和歌山など県外の逸品も。

今度の休日には天竜二俣の「森のマルシェきころ」へ一度足を運んでみませんか? 好みのものが、みつかるかもしれませんよ。

<店舗情報>店 舗 名:森のマルシェきころ
住  所:浜松市天竜区二俣町二俣1266-1
営業時間:10:00~18:30
定 休 日:水曜日と第2火曜日
駐 車 場:あり(店舗敷地内・二俣川沿い)
※店舗斜め前のイケダヤ駐車場と、二俣小学校の駐車場も利用可能
公式サイト:森のマルシェきころの公式サイト (外部リンク)

旅ライター・地域情報発信ライター(浜松市)

日本史ミーハーな旅ライター。トラベルメディアでは国内の観光スポットなどをめぐり、取材記事を執筆しています。旅先で好きなこと⇒マンホールの蓋探し・西洋館探訪・神社仏閣参拝・城めぐり(18/100) / 2017大河ドラマ直虎まだまだ応援中。ここでは静岡県浜松市へ出掛けたくなる情報を発信します。

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