【浜松市】中区・ばらの都苑研究畑のバラが見頃です(5月18日撮影)
浜松市郊外にある「ばらの都苑研究畑」(以下、ばらの都苑)のバラが見頃を迎えました。苑内を彩るバラは300品種・約1,500株。苑主の天野さんが、亡き奥さまへの想いを込めて作ったオープンガーデンです。
「歓迎」のバラのアーチをくぐり苑内へ。名板(名称板)もぐるりとツルバラで囲まれています。
苑内の通路は名板から左右に分かれています。特に見学順路は決まっていないので、気になるところから回りましょう。どこを見てもキレイなので、あちこち行くのがおすすめです。
私は最初にピンクのバラで覆われたアーチへ向かいました。
バラのアーチは外側も内側も、とにかくバラ! 見上げても見下ろしてもバラ!! 気に入ったので、数回往復してしまいました。
その隣にはお城も。
ただお城担当のバラは、つるバラの中でも開花が少し遅いミニつるバラなので、訪問時はまだ見頃ではありませんでした。
この蕾が全部咲いた時も見た~い。
お城などの背後のフェンスにも、つるバラがいっぱい!! 塔や眼鏡橋周辺が混雑している時でも、ここは若干落ち着いた雰囲気です。
フェンスとアーチを彩るのはピンクのバラ。前者には鮮やかな、後者には淡い色合いのつるバラが咲き、訪問者の足を止めます。
キレイだよね~。実はここ、大好きな場所なんです。
苑内には富士山形のフェンスも。このフェンスにはバラを這わせ、漢字の「愛」と「絆」を書いています。
そうは云っても、なかなかそう見えませんよね。2019年訪問時の写真を見返したところ、「愛」は富士山山頂の下のバラでした。3年間の間にバラが成長したんですね。
ピンクだけではありません。ばらの都苑では赤や白、黄色に薄紫色のバラも楽しめます(咲き終わった品種もあります)。
ふと足元に目を落とせば、そこにはラベンダーも。よく見ればツゲ(イヌツゲ?)などにも凝った剪定が見られます。
手入れの行き届いた庭を維持管理するのは並大抵ではないのに、植木の管理まで…。それを無料で開放しているなんて…。ありがとうございます。
事務所棟(というのかな?)の外にある募金箱へ、僅かですが入苑料を入れてきました。
そうそう。ここは幹線道路よりも少し奥まっているので、分かりにくいと思います。そこで少しだけご案内。
浜松環状線(静岡県道65号線)の葵町交差点を北(細江町方面)へ⇒権七の信号機を左折。⇒村櫛三方原線(静岡県道319号線)を西へ進み、「むらちゃん農園」を通り過ぎた先のYの字を右折。
そうすると、上の写真の交差点に出るので、ここを右へ曲がります。この写真中央の白い車が止まっている場所も駐車場です。ここは4~5台程度駐車OK。
白い車の前を進むとT字路に。「ばらの都苑研究畑」はちょうど正面です。ここを右折し、少し進むと左側に駐車場と苑内入り口があります。
苑内前の駐車場はあまり広くないので、満車となる可能性がとても高いのでご注意を。私は白い車のところへ止めて歩きました。
ミニつるバラが見頃を迎える頃に、また行こうかな♪
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バラ以外の花も充実!浜松「ばらの都苑研究畑」(外部リンク)
<施設情報>名 称:ばらの都苑研究畑
住 所:静岡県浜松市中区花川町1288(カーナビの設定は住所入力がお勧め)
アクセス:東名高速道路「浜松西」ICから北北東へ約10分
駐 車 場:あり