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【浜松市】「浜名湖花博2024」開幕直前!はままつフラワーパーク園内の春~初夏の様子&新花壇情報を

麻生のりこ旅ライター・地域情報発信ライター(浜松市)

「浜名湖花博2024」の開幕が近づいてきました!
会場は、はままつフラワーパークと浜名湖ガーデンパークの2か所。

そこで今回は、フラワーパーク園内の春の風景を写真多めでご紹介。さらに新しく造られた花壇情報も。

「浜名湖花博」から20年。「浜名湖花博2024」は、その20周年記念事業として開催されます。

会場は20年前と同じ、はままつフラワーパークと浜名湖ガーデンパークの2か所。

どちらも自然豊かな総合公園です。

開催期間は、はままつフラワーパークが3/23(土)~6/16(日)までの86日間で、浜名湖ガーデンパークが4/6(土)~6/2(日)までの58日間です。

両園ともに会場内への入場は有料となり、前売り入場券を発売しています(ふだんは入園無料の浜名湖ガーデンパークも有料となります)。

では、園内の春~初夏の様子を。

はままつフラワーパークの春といえば桜とチューリップの競演!

桜とチューリップの競演(2021年3月撮影)
桜とチューリップの競演(2021年3月撮影)

チューリップとネモフィラ(2021年3月撮影)
チューリップとネモフィラ(2021年3月撮影)

2月中旬に早咲きの桜が開花し、3月下旬から4月下旬にかけてソメイヨシノや八重桜などが次々に見頃を迎えます。

園内の桜は合計160品種1,700本。気温の上昇とともに、園内は春色に。

桜の株元付近には色とりどりのチューリップが咲き、見ているだけで心躍る風景です。

2021年には空色が爽やかなネモフィラも。

池に浮かぶチューリップ(2021年3月撮影)
池に浮かぶチューリップ(2021年3月撮影)

撮影した2021年は東京五輪開催年だったことから、水鳥の池には五輪を表したチューリップ花壇が。

花壇だけではなく、池の水面も華やか♪

ミヤマツツジ(2021年3月撮影)
ミヤマツツジ(2021年3月撮影)

はままつフラワーパークの春を彩るのは、桜やチューリップなどの花だけではありません。

傾斜地に目を向けると、しっとりと落ち着いた風情でミヤマツツジが咲いていました。

八重桜並木(2021年4月撮影)
八重桜並木(2021年4月撮影)

4月に入るとソメイヨシノと交代するかのように、八重桜が咲き始めます。
はままつフラワーパークの八重桜並木は600本で国内最大級なんですよ。

大村桜(2021年4月撮影)
大村桜(2021年4月撮影)

園内に植えられている八重桜の品種は多く、130種類。

塩漬けした花が桜湯として飲まれる関山(かんざん)や黄緑色の花びらを持つ御衣黄のほか、花びらが2段に咲く大村桜も。

幹には品種名が書かれたプレートが付いているので、気になる桜があったらチェックしてみて!

藤棚(2021年4月撮影)
藤棚(2021年4月撮影)

2021年は八重桜を撮影してから約2週間後に藤棚が見頃を迎えました。

まさに花のリレー状態。

白藤の棚とオオデマリ(2021年4月撮影)
白藤の棚とオオデマリ(2021年4月撮影)

藤の花は4月中下旬から5月上旬にかけて、八重藤、野田九尺藤、そして白藤が順次開花します。

見頃を迎えたオオデマリと白藤の競演は白の世界でした。

オオデマリ越しに望むスマイルガーデン(2021年4月撮影)
オオデマリ越しに望むスマイルガーデン(2021年4月撮影)

日本を代表するガーデンデザイナーの吉谷桂子氏が手掛けるスマイルガーデンは、藤棚と並行するかのように。

花の配色がまとまっており、花色が織り成すグラデーションが美しいと評判です。

コデマリ「ゴールドファウンテン」(2021年4月撮影)
コデマリ「ゴールドファウンテン」(2021年4月撮影)

上の花はコデマリの園芸種「ゴールドファウンテン」です。
白く小さい花と黄金色の葉との色合いに見入ってしまう方も。

大鉢仕立ての藤(2021年4月撮影)
大鉢仕立ての藤(2021年4月撮影)

ウェルカムガーデンには大鉢仕立ての藤の花も並んでいました。

鉢の周りをくるりと回って、いろいろな角度から眺めたり花の香りを楽しんだり。甘い香りに酔いしれてみてはいかが?

ローズガーデン(2021年5月撮影)
ローズガーデン(2021年5月撮影)

藤の花と入れ替わるように5月中旬から春バラが園内を彩ります。

メインは大温室付近にあるローズガーデンですが、ウェルカムガーデンなどでも楽しめます。

ローズガーデン散策前後には、大温室クリスタルパレス内にあるカフェで名物「キングローズソフト」をご賞味あれ!

花菖蒲園(2017年6月撮影)
花菖蒲園(2017年6月撮影)

6月上旬からはハナショウブとアジサイが。

ハナショウブを見たい方は藤棚の先にある花菖蒲園へ。
70万本のハナショウブが人々の目を惹きつけます。

アジサイ並木の楽しみ方は、人それぞれ。
歩いたり園内を一周するフラワートレインの車内から眺めたり。私は後者でした。

大温室クリスタルパレスで見た、多肉植物の寄せ植えハンギングバスケット(2021年3月撮影)
大温室クリスタルパレスで見た、多肉植物の寄せ植えハンギングバスケット(2021年3月撮影)

大温室クリスタルパレスのサンクンガーデンは、季節によって展示内容が変わります。
3月は春らしい展示でした。

それではここから、浜名湖花博2024関連の情報をご紹介します。

噴水池と三角花壇(2021年3月撮影)
噴水池と三角花壇(2021年3月撮影)

噴水地では噴水からキャラクターが飛び出す、「ビッグウォーターファンタジア“花の仲間たち”」が観られるそう。
飛び出す映像がどのようなものなのか、今から楽しみ♪

新しい花壇「はなのはら」
新しい花壇「はなのはら」

新しく造られた花壇は「ウェルカムガーデン」と「はなのはら」と「フラワーフォレスト」です。

「はなのはら」は大温室へ向かう途中、アーチ型をした藤棚の向かい側に。
宿根草を多用し年間を通じていつでも花が見られるように、色や種類を考えて植え付けられました。

監修の小倉珠子氏によると、「宿環境にも配慮した地球にやさしいガーデンで、根草は芽出し時期が遅いので、見頃のピークは5~6月なんですよ」。
今から待ち遠しいですねっっ。

新しい花壇「フラワーフォレスト」
新しい花壇「フラワーフォレスト」

吉谷桂子氏が手掛ける「フラワーフォレスト」は、スロープカーの早咲きの桜園側乗降場近くです。

しだれ桜や大島桜等を中心とした花びら型の花壇が20個あり、花壇内にはさまざまな花を配置しています。

また「ウェルカムガーデン」は、メインゲートから出てすぐの場所に。
こちらのデザインも吉谷桂子氏です。

浜名湖花博2024の開幕まであと少し。

はままつフラワーパーク会場で素敵な春の一日をお過ごしくださいね。

<施設情報>
施 設 名:はままつフラワーパーク
住  所:浜松市中央区(旧西区)舘山寺町195
開園時間:季節変動制につき公式サイト参照
入 園 料:季節変動制につき公式サイト参照
休 園 日:なし
※12月29日~31日は施設点検のため休園 / ※2024年3月11日と3月21日、22日は浜名湖花博2024の開催準備のため臨時休園
駐 車 場:あり(有料・1台200円)
公式サイト:はままつフラワーパークの公式サイト (外部リンク)

浜名湖花博2024の見どころやチケット情報についてブログ「あねたび」に書きました。

記事内では使用後のチケット半券を提示すると受けられるサービスも簡単に紹介しています。

よろしければ、参考にしてくださいね。

「浜名湖花博2024」で季節の花々を楽しもう!会場内の見どころや、チケット情報をご紹介(2024.04.26公開)(外部リンク)

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旅ライター・地域情報発信ライター(浜松市)

日本史ミーハーな旅ライター。トラベルメディアでは国内の観光スポットなどをめぐり、取材記事を執筆しています。旅先で好きなこと⇒マンホールの蓋探し・西洋館探訪・神社仏閣参拝・城めぐり(18/100) / 2017大河ドラマ直虎まだまだ応援中。ここでは静岡県浜松市へ出掛けたくなる情報を発信します。

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