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【横浜市都筑区】横浜で昔から信じられている咳の神「おしゃもじさま」

あやめ

ライター&編集者/鉄道ブロガー/ロコっちセンター南(横浜市)

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横浜には、古くから咳を治してくれる「おしゃもじさま」と呼ばれる祠(ほこら)が点在しています。

都筑区の港北ニュータウンにも「おしゃもじさま」がありますのでご紹介します。

咳の神 社宮司社

センター北駅からもセンター南駅からもアクセスできる静かな場所にあります。

都筑中央公園のそばです。住宅街ですので静かにお参りしましょう。

階段を数段あがると、由来が書かれています。

由来を引用します。

咳の神 社宮司社
俗称「おしゃもじさま」である 風邪・喘息・百日咳などで咳に悩む人が、この社に上げてあるおしゃもじを持って帰り、喉を撫でると効き目があるといわれる。快癒すると今度は二本にしてお礼する。この神は社宮司、社宮神、遮愚璽、杓子、舎句子、石護神、赤口神などと色々に書かれている神である。社宮司は音が杓子と似ているので「しゃもじ」に転じたので、このような様々な字で表現されているものであろう。
社宮司社は武蔵国を東限とし尾張・伊勢・飛騨の各国を西限とする地域に分布し、武蔵・相模の両国には四十社に近い数が見られた。御社宮司の祭は諏訪大社の重要な行事とされていることから知られるように、信濃国の諏訪大社の信仰圏内にこの神が分布している。

昔は、祠のしゃもじを一本いただき、おしゃもじさまのしゃもじで喉を撫で、咳が治ったら、新しいしゃもじを加えて二本にしてお礼詣りをしたといいます。

また、横浜市歴史博物館編刊の絵本『よこはまのおしゃもじさま』によると、おしゃもじさまのしゃもじでよそったご飯を食べると病気が治ると言われていました。

地域によってお詣りの方法は少しずつ異なるようです。

いまは扉の格子に金網がかけられているため、おしゃもじを借りることは叶いません。

しかし、お詣りすることは可能です。

百日咳や喘息など、治療薬や病院もまだほとんどない昔に、病気が治ることを願って人々がお詣りしたのだろうと想像すると、人が人を想う気持ちはいつの時代も変わらないものだなと感じます。

住宅街ですので、静かに手を合わせましょう。

咳の神 社宮司社(おしゃもじさま)
住所:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央58
アクセス:横浜市営地下鉄「センター北」より徒歩約8分。区役所通りより「都筑ほうさい殿」と「マルサン商会」の間を入る
参考文献:『よこはまのおしゃもじさま』横浜市歴史博物館編刊

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