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【横浜市】週末の朝は三溪園で観蓮会!写真撮影や「はすあそび」も。

あやめライター、ちょっぴり鉄子、一級建築士(横浜市)

横浜の国指定名勝「三溪園」は、歴史的建築物を有する関東でも有数の日本庭園です。四季折々の風景も魅力で、夏の三溪園は蓮の名所としても知られています。

三溪園では、2022年も夏の「観蓮会(かんれんかい)」が開催されています。美しく雄大な蓮と、子ども向けのイベント「はすあそび」をご紹介します。

三溪園の観蓮会

夏の三溪園は、蓮が美しいことで知られています。観蓮会が開かれるのは、7月22日(金)〜8月14(日) 金・土・日と祝日。観蓮会の日の開園時刻は朝7時です。

早朝から多くのカメラマンが、美しい蓮を写真におさめるために訪れます。

蓮の花が咲くのは、開花から4日ほど。花びらの開きかたはその日、その時間だけの出会いなんですね。

三溪園では白い蓮も咲いているので、見つけてみてください。

蓮の葉シャワーも目に涼しげ。

蓮のシャワーから虹が出ていて感動します。

子ども向けイベント「はすあそび」

イベント「はすあそび」では、蓮茎の糸とり体験、種の発芽処理体験、蓮の葉っぱのお面づくりが楽しめます。三溪園ボランティアさんが、子どもにも分かりやすくしっかり教えてくださいます。

子ども向けとはいえ、横でお話を聴かせてもらった大人も「知らなかった!」ということばかりでした。

開花日数によって姿が異なる蓮の花と花托
開花日数によって姿が異なる蓮の花と花托

蓮茎の糸とり体験

蓮の茎部分をポキっと折って、ゆっくりとのばしていくと……切れることなく糸がのびるんです。この糸を藕糸(ぐうし)と呼び、蓮糸で織った織物も見せていただきました。

見本で飾られていた、糸が切れることなく繋がっている蓮茎のかざり。茎の部分が大きく育つと、私たちが普段食べているレンコンになるんですね!

蓮の種の発芽体験

蓮の種がどのようなものなのか、今回初めて見ました。

緑色の若い種は、中身を出してそのまま食べられるんです。淡白な中に少し苦味もあって、不思議な味でした。

種の発芽のお手伝い。

かたい殻をやすりで削って穴をあけ、発芽しやすいように手助けします。水に入れるとちゃんと育ってくれるそう。蓮の種は、お土産にいただきました。

蓮の葉っぱのお面づくり

用意いただいた蓮の葉っぱから好きなものを1本選び、クッキー型で穴をあけます。一番大きい蓮の葉っぱを選びました。

大人の皆さん、小さい頃に蓮の葉っぱを傘にしてみたいと憧れたことはありませんか?イベントでは、日傘のようにして楽しく持ち帰りました。

三溪園散策はもちろんのこと、大人も子どもも美しい蓮を楽しめる夏イベント「観蓮会」。

蓮は夜から咲きはじめ、お昼には花を閉じるので、早朝のおでかけがおすすめです。

三溪園の観蓮会
2022年7月22 日(金)、23 日(土)、24 日(日)
2022年7月29 日(金)、30 日(土)、31 日(日)、
2022年8月5 日(金)、6 日(土)、7 日(日)、
2022年8月11 日(木・祝)、12 日(金)、13 日(土)、14 日(日)
公式イベントサイト:観蓮会|三溪園(外部リンク) , 「はすあそび」蓮の茎や葉を使った遊びを体験しよう!|三溪園(外部リンク)

三溪園
住所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
電話番号:045-621-0634
営業時間:9:00~17:00(観蓮会の日は朝7時から開園)
休園日:12月29日、30日、31日
料金:大人(高校生以上):700円、こども(小学生・中学生)200円など
公式サイト:三溪園(外部リンク)

ライター、ちょっぴり鉄子、一級建築士(横浜市)

横浜のグルメやお出かけスポット情報を発信するブログ「Bunten」を運営するほか、旅行サイトに寄稿。横浜に行きたくなる情報をお届けします。

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