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【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5(短文穴埋め問題)にチャレンジ(5)!

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日はTOEIC Part5対策として、時事ネタを使った短文穴埋め問題にチャレンジしましょう!それでは問題です。

問題

The new Covid-19 ------- have been spreading rapidly to many different areas of the world.
(A) variously
(B) variation
(C) vary
(D) variants

解答

正解は(D)です。

まず、選択肢から見てみましょう。選択肢には全て「var」で始まる単語が並んでいます。選択肢に1つの単語の変化形で異なる品詞の語が並んでいたら「品詞問題」と判断します。ここでは、(A) variously(副詞)(B) variation(名詞)(C) vary(動詞)(D) variants(名詞)が並んでいます。

次に本文を見ていきます。品詞問題の場合、まず空欄の前後を見て、空欄の品詞の判断を試みます。わからなければ、本文の先頭から読んで判断します。

この文では、空欄の前に主語、空欄の後ろに動詞があります。動詞がすでにあることから、(C) vary(動詞)は入らないとわかります。主語と動詞の間に空欄があった時に、空欄に入る品詞として一番最初に頭に思い浮かべるのは副詞です。しかしながら、この文で副詞を入れた場合、主語が単数形の名詞となり、後ろの動詞「have」と合わなくなります。つまり、ここでは副詞は入らず、(A) variously(副詞)が不正解だとわかります。

残ったのが、名詞の (B) と (C) ですが、空欄の後ろが「have」となっていることから、複数形の (D) variants(名詞)が正解だとわかります。「variant」は名詞で「変異体、変異型」、形容詞で「変異している、可変の」を意味します。選択肢は「variants」と「s」が付いているので、名詞として使われることがわかります。「Covid-19」と一緒に使われて、「新型コロナウィルス感染症の変異株」という意味になりますね。

英文訳

The new Covid-19 variants have been spreading rapidly to many different areas of the world.
新型コロナウィルス感染症の新しい変異株が世界の様々な地域で急速に広がっている。

語彙

Covid-19: 新型コロナウィルス感染症
spread: 広がる、伝わる
rapidly: 急速に
variously: さまざまに、いろいろに
variation: 変化、変動、変異
vary: 変わる、変化する
variant: (名詞)変異体、変異型(形容詞)変異している、可変の

以上、時事ネタでPart5(短文穴埋め問題)にチャレンジでした!
もっと問題を解きたい方はこちらの全問題リストをご覧ください!
【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5全問題リスト(年月別、問題種類別、トピック別)

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英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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