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【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5(短文穴埋め問題)にチャレンジ(10)!

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日はTOEIC Part5対策として、時事ネタを使った短文穴埋め問題にチャレンジしましょう!それでは問題です。

問題

Andres Iniesta signed a two-year contract ------- with Vissel Kobe on the day of his thirty-seventh birthday.
(A) extensively
(B) extend
(C) extension
(D) extensive

解答

正解は(C)です。

まず、選択肢から見てみましょう。選択肢には「extensively(副詞)」、「extend(動詞)」、「extension(名詞)」、「extensive(形容詞)」が並んでいます。選択肢に1つの単語の変化形で、異なる品詞の語が並んでいたら「品詞問題」と判断します。

次に本文を見ていきます。品詞問題の場合、まず空欄の前後を見て、空欄の品詞の判断を試みます。わからなければ、本文の先頭から読んで判断します。

この文では、空欄の前に「a two-year contract」、空欄の後ろに「with」があります。これだけでは品詞の判断が難しいので、本文の先頭から見ていきましょう。

空欄の前の部分では、「アンドレス・イニエスタが2年間の契約にサインをした」と書かれてあります。空欄の後ろを見ると「ヴィッセル神戸と」契約したことがわかります。ここまで見ると副詞を入れたくなります。空欄が無くても文として成り立っているからです。

空欄が無くても文として成り立つ場合、空欄には修飾語句である副詞または形容詞が入ることが考えられます。ここでは、動詞の「signed」を修飾する副詞が入るのではないかと推測します。

空欄に副詞の (A) extensively(広く、広範囲に)を入れてみると、「アンドレス・イニエスタが2年間の契約に広範囲にサインをした」となり、意味が何か変です。

別の可能性を考えてみましょう。TOEICでは名詞+名詞で複合名詞が出てくる場合もあります。空欄に名詞の (C) extension(延長)を入れてみると、「アンドレス・イニエスタが2年間の契約延長にサインをした」となり、意味もすっきりします。「contract extension」で「契約延長」、「__-year contract extension」で「_年間の契約延長」という意味になります。以上のことから (C) が正解だとわかります。

英文訳

Andres Iniesta signed a two-year contract extension with Vissel Kobe on the day of his thirty-seventh birthday.
アンドレス・イニエスタが、37歳の誕生日の日にヴィッセル神戸と2年間の契約延長にサインをした。

語彙

sign: 署名する、サインする
contract: 契約
extensively: 広く、広範囲に
extend: 延ばす、延長する、広げる
extension: 延長
extensive: 広大な、広範囲に及ぶ
contract extension: 契約延長
__-year contract extension: _年間の契約延長

以上、時事ネタでPart5(短文穴埋め問題)にチャレンジでした!
もっと問題を解きたい方はこちらの全問題リストをご覧ください!
【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5全問題リスト(年月別、問題種類別、トピック別)

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英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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