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【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5(短文穴埋め問題)にチャレンジ(15)!

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日はTOEIC Part5対策として、時事ネタを使った短文穴埋め問題にチャレンジしましょう!それでは問題です。

問題

Los Angeles Angels pitcher and designated hitter Shohei Ohtani homered in three ------- games.
(A) prospective
(B) unanimous
(C) consecutive
(D) frequent

解答

正解は(C)です。

まず選択肢から見てみましょう。選択肢には形容詞が並んでいます。それぞれの意味は、(A) prospective (将来の、見込みのある)、(B) unanimous (満場一致の)、(C) consecutive (連続した)、(D) frequent (しばしば起こる、頻繁な)です。選択肢に1つの品詞の異なる4つの単語が並んでいたら「語彙問題」と判断します。語彙問題の場合、問題文を先頭から読み、文の意味から正解を判断します。また、正解の単語とよく一緒に使われる単語が近くにあれば、そこをヒントに正解を導けることもあります。

それでは次に本文を見ていきましょう。主語は「ロサンゼルス・エンゼルスの投手で指名打者の大谷翔平」選手です。投手もやりバッターもやる選手を「two-way player(二刀流選手)」とも言いますね。「指名打者」は「DH」とも言いますが、「designated hitter」の頭文字を取ったものです。「designate」は「指名する、指定する」という意味で、TOEICでもよく出てきますね。

Please park your car in designated areas. (指定された場所に車を駐車してください。)

修飾語句を取り除くと「大谷翔平」選手が主語ということがわかります。「homer」はここでは「ホームランを打つ」という動詞で使われているので、「大谷翔平がホームランを打った」という意味になります。

その後ろには「in three ------- games」とあり、「3試合」で「ホームランを打った」ということはわかります。空欄には「games」を修飾する形容詞が入りますが、意味的にぴったりなのは、(C) consecutive (連続した)です。これで「3試合連続でホームランを打った」ということになります。「consecutive」の代わりに「連続した」という同様の意味を持つ「straight」や「successive」が使われることもあります。英文の記事を読んでいると「straight」が最も使われ、次に「consecutive」が使われているようです。参考までに「3試合連続で」という意味の表現を挙げておきます。「in a row」は「連続して」という意味になります。

in three consecutive games
in three straight games
in three successive games
in third consecutive game
in third straight game
in third successive game
three games in a row

英文訳

Los Angeles Angels pitcher and designated hitter Shohei Ohtani homered in three consecutive games.
ロサンゼルス・エンゼルスの投手で指名打者の大谷翔平が3試合連続でホームランを打った。

語彙

designate: 指名する、指定する
designated hitter: 指名打者、DH
two-way player: 二刀流選手
homer: ホームランを打つ ※名詞でホームランという意味もあります。
consecutive: 連続した
straight: 連続した
successive: 連続した
in a row: 連続して
prospective: 将来の、見込みのある
unanimous: 満場一致の
frequent: しばしば起こる、頻繁な

以上、時事ネタでPart5(短文穴埋め問題)にチャレンジでした!
もっと問題を解きたい方はこちらの全問題リストをご覧ください!
【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5全問題リスト(年月別、問題種類別、トピック別)

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英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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