iPhoneはそのままの姿が美しい。薄いし、軽いし、そしてなによりむき出しの素材感が持っていることの楽しさを引き立ててくれる。

けれどもやはり、落下への恐怖が拭えない。ツルンと手の上を滑り踊った瞬間に流れる冷や汗の感触を思い出すと、手に持ったiPhoneにも緊張が走ります。

最近のiPhoneは安くないですしね。10万円を超えるようなものを、ポケットに雑に突っ込んでおいて、平常心を保っていられるほど無神経じゃあないのです。

そんな私のiPhoneケース選びに関する結論。

どんなにiPhoneが不格好になって、厚みが出て、本来のスタイリッシュさを損なったとしても、iPhoneを手の中でガッチリホールドできて、万が一落としても傷がつかずにしっかり守り通してくれるケース。これこそが最強です。

そんな条件に合致して、私が愛用しているiPhoneケースが「iFace」です。

iFaceはデザイン性と機能性をあわせ持った優等生

iPhoneケース「iFace」は、そのフォルムに特徴があります。

初代iPhoneのように極線を主としたスタイル。ひょうたんのような曲線形をしていて、中央に向かって "くびれ" があり、手に持ったときの抜群のフィット感を生み出します。

この丸っこいデザインが可愛いと、女性からの人気も高い。しかも「カラーやデザインが豊富」「キャラクターとのコラボも多い」とあって、個性を主張できるのもiFaceが人気の理由です。

しかし見た目が良いだけではありません。むしろ私は、iFaceの機能面が気に入っています。

iFaceの優れた耐衝撃性

まず「耐衝撃性」。

多くのケースは、擦り傷からは守ってくれますが、落下したときの衝撃からは守ってくれません。「iPhoneのフォルムを損なわない薄さ！」なんてウリ文句のケースでは、地球との喧嘩の衝撃をやわらげられるわけがないのです。

その点iFaceは素晴らしい。ケース内部にハニカム構造が張り巡らされているため、落下した衝撃が分散。衝撃を吸収するような設計になっています。

加えてiFaceはポリカーボネートとTPUという2つの素材を合わせたハイブリット型。ケースの外枠にはTPU素材が採用されており、iPhoneの弱点であるエッジ部分をガッチリ守ってくれます。

iFaceの手に馴染む感じは異常

iFaceを装着したiPhoneは、一回り以上大きくなります。手に持ったときの感覚は、今までとは全く違ったものになるでしょう。

しかし持ちにくいかというと、実はそうではありません。むしろ手馴染みが良くて、落としにくく感じます。

その秘密は2つ。ひとつは "くびれ" ですね。

中央に向かって細くなるような「ひょうたん型」をしているので、この曲線がうまく手にハマります。持ち手にキチンと力を入れることができるので、グリップが安定するんです。

もうひとつは素材ですね。外枠で採用されているTPU素材はマットな質感になっているので、つるつる滑ることなく、手に吸い付く感じでフィットします。

リングとの併用で安定感がさらにアップ

iFace単体でも安定しますが、これにくわえて落下防止用リングを併用すると、より安定します。

私が愛用しているのは iPhone 12 Pro MAX で、かなり大きいのサイズのスマートフォンですが、手元を滑らせて落としたことは一度もありません。

リングに指を通して持てば、不意に手を離したとしても落とすことはない。グリップとして、これほど心強いものもないでしょう。

しかもリングを立てればスタンドにもなります。iPhoneで動画を視聴するのに、非常に役立っています。

落下防止用リングはいろんなブランドのものがありますが、個人的には iFace が出しているリングがおすすめ。デザインに統一感が出ますし、品質的にも安心です。

まとめ

個人的な好みではえば、iPhoneはできる限り裸で使いたいと思っています。そのままの姿が、もっとも完成されたデザインだと思うからです。

しかし、万が一にも落として画面が割れるようなことがあれば、ただただ後悔ばかりが残る。「やっぱりケースを着けておけばよかった…」と、自分を責めるでしょう。

なので私は、デザイン性を失っても、安心と安全を取りたい。避けられるリスクは極力避けておきたいのです。

私と同じような考えを持たれるなら、iFaceは最高の相棒になると思いますよ。