【モノ語り#18】STORM 2:大型の大容量バッテリーの圧倒的安心感が好き
そのモノが良いとか悪いとか、そういう話はおもしろくない。そうではなく、そのモノがぼくにとってなんなのかを話したい。そんな一方的な「モノ語り」、どうぞお付き合いください。
今日は、ぼくが使っているモバイルバッテリーについて。以前、クラウドファンディングのMAKUAKE経由で手に入れた一品だ。
「モバイルバッテリー」というと、軽量小型で、スマホ1〜2回分ほど充電できるものをイメージするだろう。世間的にみても、それが一般的だ。
しかしぼくが持っているのは、「モバイル」と呼ぶにはあまりにもビッグでボリューミーでインパクトのある、こいつだ。
大きさはおおよそ 500ml のペットボトル。重さも 590g と、ペットボトルよりもちょっと重い。モバイルではあるが、カバンの中にいれると結構 "ズッシリ" と重みを感じる。
しかしその大きさ・重さも納得の大容量なのだ。
容量は25,600mAh。これは、iPhoneなら最大7回、iPadなら最大2.5回も充電できる容量だ。しかもパソコンを充電することもでき、MacBookなら最大1.2回も充電が可能。これだけあれば、外出先でのバッテリー切れを心配する必要は、一切ない。——まったくないのだ。
ぼくは最近、家での仕事ももちろん多いのだが、カフェで仕事をすることも多い。というのも、これは学生のころから変わっていないのだけれど、家にこもって静かに作業をするのがどうにも苦手なのだ。
「静かにこもって集中」というほうが好きな人もいるだろうけれど、ぼくはまったくダメ。なにか他のものの存在や空気を感じながらじゃないと、気持ちを高めることができない。なので試験勉強なども、わざわざファミレスやカフェなどに出向いていたぐらいだ。
さて。外での仕事で課題となるのは「Wi-Fi」と「バッテリー」だ。
Wi-Fiは問題ない。最近 iPhoneの契約を povo に切り替えたことで、1ヶ月で使えるデータ容量が20GBとなった。これにより、データ通信量にだいぶ余裕ができたので、テザリングで十分に事足りるようになったのだ。
すると残るのはバッテリー問題。最近は特に、電源の貸し出しが少なくなってきたように思う。昔は「スターバックス=電源・Wi-Fi完備」という印象だったが、最近はコンセントを持たなくなってしまった。近所のマクドナルドも、電源はスマホ用だけとなった。
「電源が借りられる場所で…」という条件付きだと、仕事ができる場所が非常に限られる。だからぼくは、電源の問題から開放されたかったのだ。
500ml のペットボトルを、毎回カバンにいれて持ち運ぶのは、結構な負担だ。きちんと "重い" と感じられるぐらいのボリュームで、決して無視できるサイズではない。
ただ、これのおかげで「場所」という成約から開放されて、いつでも、好きなところでパソコンをいじれるというのは、快適以外のなにものでもないのだ。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
M1 チップの MacBook Air になってから、充電がとてもとても持つようになったので、バッテリーなんて持ち歩かなくても、大抵の長丁場はクリアできる。それは確かにそう。
ただしかし、「やば!充電しておくの忘れた!」とか、「残りバッテリーが少ない……今日たりるかな」とか、そういう不安を身にまとわず、脱ぎ捨てられるっていうのは、想像以上に気持ちのいいものだ。