【レビュー】日常にBGMを添えるイヤホン!環境音も聞き取れる【SOUNDPEATS RunFree】
最近はイヤホンに求める役割が変わってきましたね。
以前までなら、いかに音質の良いイヤホンを選ぶかがカギでした。ですが最近の私にとって重要なポイントは、どれだけ生活に溶け込めるかどうかです。
たとえば仕事中、音楽を聴きながらも、誰かに話しかけられたら反応できる状態でいたいのです。
家の中での仕事であっても、家族からの問いかけや、宅配のインターホンには気づけなくてはいけません。
すると、ノイズキャンセリング付きのイヤホンのように、自分の世界に没入するようなデバイスは、あまり適していない。耳を完全に塞ぐのではなく、外の環境音も取り込めるようなものが望ましいと気づいたのす。
音楽を鑑賞するのではない。音を楽しむためのデバイス。日常にBGMを添えられるイヤホンこそ、私にとって最高のオーディオデバイス。これが私にとってのベストイヤホンの条件。
そして、そんな私がいま愛用しているのが、SOUNDPEATS RunFreeです。メガネのように耳に引っ掛けるタイプの、インナーイヤーイヤホン。
## SOUNDPEATS RigmunFree は日常使いに最適なイヤホン
SOUNDPEATS RunFreeは、耳をふさがないイヤホン。耳に引っ掛けるように装着し、耳元から自分にだけ聞こえるように音楽を流してくれます。
形状はShokzの骨伝導イヤホンに似ていますが、こちらは骨伝導ではなく、普通のスピーカーイヤホン。耳元のスピーカーから音が流れます。
価格はAmazon定価で7,580円。執筆現在は12%の割引となっていて、6,680円となっています。
正直、これだけの便利でかつ良品質なインナーイヤーイヤホンが1万円を切るなら、決して高い買い物じゃないですね。ぜんぜん1万円は支払えるレベルかと。
## SOUNDPEATS RunFree を気に入っている8つの理由
それではここからは、私が SOUNDPEATS RunFree を実際に愛用していて感じる Good なポイントを7つご紹介します。
1. 音楽を楽しみながらも環境音を逃さない
とにもかくにも耳を塞がないのが良い。
最近は家でのリモートワークが多く、家族と一緒の場所で生活をしながら仕事をしています。
そういうとき、私だけが耳を塞いで自分だけの世界に入り浸るわけにはいきません。ちゃんと共同生活をしながら仕事をしなければならないのです。
話しかけられたら答えなければならないし、インターホンが鳴れば玄関に行かなければなりません。
でも、Endelみたいな集中音楽は聴きたいし、休憩のときは動画やアニメを視聴したい。iPhoneやMacから流れ出る音は、私だけで堪能したい!
そんなわがままを叶えてくれるのが、この SOUNDPEATS RunFree なんです!
2. 大口径ドライバーで重量感のあるサウンド
SOUNDPEATS RunFreeのドライバーは大口径の16.2mm。これは一般的なイヤホンに比べてもかなり大型。
くわえて「ラムダ型音響空間」という特殊設計が採用されていて、て質量のある低音を実現したのだとのこと。
その謳い文句のとおり、低音がしっかり聴こえています。ベースやドラムのずっしりした音がちゃんと聴こえるので、音の厚みを感じることができますよ。
音量も申し分なし。街中で使っていても、環境音に負けず、ちゃんと音楽を楽しむことができました。
3. 音漏れもそこまで心配しなくてOK
耳元でスピーカーを鳴らすので、やっぱりちょっとは音漏れします。が、日常的に使う分にはあまり気にしないで良さそう。
iPhoneの音量を半分ぐらいにした状態であれば、家庭内でもシャカシャカ音が鳴り響きません。家族の迷惑にもならないです。
流石にメチャクチャ静かな部屋で大音量を流せば、何の音楽を聴いているかすらわかるレベルですが、常識の範囲内で使う分には、ほとんど音漏れを気にしなくて済むでしょう。
4. やわらかシリコン素材で肌触りが良い
RunFree で使われているシリコン素材は非常にやわらかく、肌触りもさらさらとしていて気持ちいいのが特徴です。
なので耳に引っ掛けても肌がひっぱられるような不快感はありませんし、長時間使っていても疲れにくいです。
仕事中つけっぱなしにしてみましたが、全然問題ありませんでしたね。
5. 軽くて耳が痛くなりにくい
疲れにくい・耳が痛くなりにくい理由のもうひとつは、イヤホン自体が非常に軽いからでもあると思います。
RunFree の重量はおおよそ28g。メガネやサングラスの平均的な重さが30g前後だということを考えると、自然な付け心地なのが想像できるかと思います。
6. マイク音声も良いのでオンライン会議でも使える
マイク音声も悪くないですね。「めちゃくちゃに音質が良い」ってわけではありませんが、日常的に使う分には不便しない程度の品質です。
普段からオンライン会議が多いのですが、相手側から「聞こえにくい」「音質が悪い」って話はありませんでしたね。
7. USB Type-C による充電
充電の規格がType-Cなのも嬉しいですね。
たとえばShokzの骨伝導イヤホンなどは、独自規格のマグネット式ケーブル。そうなると、ケーブルを無くしたら充電すらできなくなってしまいます。
Type-Cケーブルなら、そのほかのガジェットでも汎用的に使っている規格なので、いくらでも代えがききます。長く使うことを考えると、規格をそろえてもらえるのは嬉しいですね。
ただ、急速充電には対応していないので、その点だけは残念でした。
## まとめ
ノイズキャンセリングイヤホンも、没入感を得るには良いイヤホンだと思います。
ですが日常的に使用することを考えると、SOUNDPEATS RunFreeのような "環境音もちゃんと取り入れられる、BGM的に使えるイヤホン" のほうが、なにかと便利なシーンが多いと感じています。
同じようなインナーイヤーイヤホン・骨伝導イヤホンはありますが、SOUNDPEATS RunFreeは中でもコスパが高く、おすすめできるイヤホンですね。ぜひトライしてみてください。
それでは、今日はこのあたりで。