こんにちは、ベーグル犬８８５です。

今回は週に２回だけオープンしている自宅パン屋さん。

その名は木漏れ日が踊るパン屋『Lagom(ラゴム)』

スウェーデン語でLagom は「ちょうど良い」

パン屋さんがあると聞いて散歩の時に行ってみたことがあったのですが、その日はお休みでした。しかし、店主が主催するパン教室がちょうど終わったところで、生徒さんがいらっしゃいました。声をかけると、先生のお話やパン屋さんのことを詳しく教えてくださいました。

日曜日と水曜日だけの営業のようで、営業カレンダーをいただきその日は帰りましたが、今週の水曜日にやっとパンを購入できました。

場所は三股西小学校の付近です。

民家の軒先なので、看板がなければわかりません。

お庭側の出窓がショーケースのようになっています。

店舗になっているのは元々店主のお母様が住んでいたお部屋。庭には木がたくさん植えられていて、ちょっとした家庭菜園があり、自然豊かな素敵なおうち！

店主が1名、販売員1名。パンは店主が1人で製作。

今日の新作できました〜♪

出来立ての新作を持って奥から出てきた店主ののり子さん。

毎日いろんなアイディアが浮かぶそうで、この日は練乳とバタークリームを混ぜたクリームをフランスパンに挟んでかわいく飾り付けしたホワイトデースペシャルの「ママの味」という新作が出来上がり。

お客さんやお友達の反応を見て、ご自分が好きなタイプのパンよりもみんなが喜んでくれる、みんなの日常にちょうど良いパンを作るのようになったとのこと。

バラエティーに富んだパン

気になったのがライ麦フルーツ」と

お買い得商品の「のり子のお茶目袋」（500縁（円）税込）

購入した「お茶目袋」の中身（そのときによって違うものが入っている）

・ミニミニレーズン

・ミニモカチョコ

・ミニ抹茶キューブあん

・ミニミニロールパン

抹茶キューブ（２６０円税込）

濃厚なこしあんが入っていてひとつでかなりお腹いっぱいになりました。

ライ麦フルーツ（130円）

ライ麦パンにくるみとフルーツが入っています。

ドライフルーツは柑橘系の爽やかな味がしました。低糖質なので嬉しいです。

店主は元養護教諭

パンを選んでいる時、スタッフの方が商品説明をしてくださいました。その説明がご自分が作っているかのように、とても詳しかったので聞いてみると、スタッフの方はのり子さんのパン教室の生徒さんで、元同僚（元教諭）。店主をよーく知っているだけに、素晴らしさをついつい熱弁してしまうようです。

話しているうちにその理由がわかるような気がしました。

店主ののり子さんは元養護教諭。定年退職するまで小学校や中学校で「保健室の先生」として生徒や先生の心の拠り所として長年働いてきた。

保健室の先生って、生徒はもちろんですが、先生方にとってもメンタルサポーター的なところがありますよね。

優しくにこやかな雰囲気の店主。ついつい筆者も話し込んでしまいました。

昔保健室で授業をサボった時のことを思い出しました。

ハンドメイドも趣味らしく、エプロンもお洋服も手作りだそうです。

パン教室の生徒さんはコロナで少し減ったそうですが、長年続いている人ばかり。のり子さんのお人柄に惹かれて、生徒さんもお客さんも絶えないんでしょうね。

街の保健室のようなパン屋さん。皆さんも行ってみてはいかがですか？