こんにちは、ベーグル犬８８５です。

乙房町にある『ヒンメリそらの音』（そらのね）はヒンメリ作家徳留 ひと美さんのアトリエでギャラリー兼貸しスペースです。

ヒンメリのアトリエが出来たのを知ってからずっとずっと行きたかったのです。今回は1人からプライベートレッスンができると知り、体験させてもらいました。

ヒンメリとは…

ヒンメリとは、フィンランドの伝統的な装飾品で、ストローを組み合わせて作られる幾何学的な構造物です。その美しい形状と緻密なデザインが特徴で、とても魅力的な装飾です。

空中にゆらゆらと揺れる麦わらで作られる素朴で魅力的なインテリア。

ギャラリースペースにはたくさんのヒンメリ作品が展示されていました。大小さまざまな作品が並び、その細かい作りに目を奪われました。スウェーデン語で空や天を意味するヒンメル(Himmel)が由来になっているとか。

最近は材料のライ麦の藁も宮崎産のものを利用しています。

中に入ると…

大小さまざまな作品が飾られています。吹き抜けの天井からから大きな作品が飾られていいます。全て先生の作品です。

幾何学模様の作品が空気でゆらゆらと、見ていると癒し効果がある気がします。

麦わらではなく、真鍮（しんちゅう）で作られているヒンメリの照明もあります。影になる部分が模様になってキレイです。

北欧雑貨の販売コーナーもあります。

冬が長く、日照時間が短く、部屋で過ごすことが多い北欧は、部屋の中で明るく楽しく過ごせるような工夫があり、かわいい雑貨がいっぱいありますよね。

そういえば「Moi」というパン屋さんを取材した時も北欧雑貨が売っていたのを思い出しました。

ワークショップ体験

筆者が体験したのは初心者コース3,500円＋材料費（500円）でした。

本物のヒンメリは裂けやすいため、取り扱いが簡単なプラスティックストローで練習しました。今回は黒いストローのものを4個と本物の麦わらのものを3個作りました。

基本の三角を組み合わせて四角い作品を作るには同じ長さを１２本用意します。

長い針に糸をつけて通します。

最初は３角形を作ります。

実際に作業に取りかかると、思っていたよりも難しかったですが、ひとみ先生の指導のおかげで少しずつ進めることができました。ストローを組み合わせる工程や結び目の作り方など、細部まで丁寧に教えてくれました。

まず1個出来上がりです。

時々手伝っていただきながら、ヒンメリの魅力を先生に伺ったり、楽しいおしゃべりをしながら、あっという間に2時間がすぎ、予定の時間を少しオーバーしてしまいました。

出来た作品を見て、その達成感と満足感は言葉に表せないものがありました。大満足です（先生に手伝ってもらったけれど…。）

下から見る作品はまた違っていいですね。

ヒンメリ教室は、ヒンメリの美しさを学びながら、思ったよりも大きな作品をお持ち帰りできす素晴らしい時間でした。これまで見たこともない形状や模様、色彩の作品たちにも触れることができました。

作品ができる頃先生がハーブティーを入れてくださいました。

もしやってみたいと思う人がいたら先生まで連絡してくださいね。夏休みの工作など親子で作りにくる方もいるようです。詳細やお申し込みについてなどは、インスタグラムやWebページに載っておりますので、確認してお問い合わせしてみてください。