こんにちは、ベーグル犬８８５です。

　長田渓のライトアップが始まりました。毎年紅葉するこの時期に１ヶ月行っており、今年で6年目になるそうです。

長田渓谷

鰐塚県立自然公園の一部で、大淀川支流の沖水川上流に広がる約10kmの峡谷です。

　夏に長田渓近くの生楽窯を訪れた時に初めて行きました。駐車場から遊歩道に降りると、ゴーっという滝の音が聞こえて、それを聞くととても気持ちが落ち着きました。海のさざなみ等もそうですが、自然の水の音（ホワイトノイズ）は気持ちを落ち着かせたり、ポジティブな気持ちになる効果があるそうなので、そのせいなのかもしれません。

　そんな水の音と、水しぶき、そして木々のマイナスイオンも摂取しながら、暑い中お散歩をしていたら…、地元の方が秋の紅葉シーズンにはライトアップがある事を教えてくださったので、それから数ヶ月楽しみにしていました！

ライトアップ

　 ライトアップしている区間は短いのですが、長田渓の渓谷の雰囲気と美しい紅葉がライトアップされて、なんとも幻想的！BGMは闇夜に響く滝の音。前日に雨が降ったので水量が増していてとても迫力がありました。

　普段は暗闇ですし、河童伝説もある場所なので怖くて近寄る勇気はありません。しかし、この時期は明るいし人が多くいるので安心ですね。

期間限定カフェ喫茶　轟木庵　by Searion

(かふぇ　とどろきあん　ばい　しーりおん)

　長田峡きらめき隊を中心とした地元の方々の協力で週末のみオープンしています。

　詳しくは、轟木庵Instagram→こちら（外部サイト）

　豚汁やぜんざいもあったり、ホットドリンクやジュース類を販売しています。お店で使用する食器等は地元の方々から寄付されたものだそうです。ドリンクは環境に配慮していて、紙コップ容器を利用しなかった人には、食器を返却時に10円が戻ってくるシステムになっています。

　豚汁は秋の長田の味覚の集合体ですね。出汁になる豚、お味噌の味はもちろん味わい深く、大根にんじんさつま芋ごぼうこんにゃく…お箸で口に運んだ途端に長田秋の収穫風景が浮かんできます。

　温かいコーヒーも地域の方の家庭から寄せられたカップと知ると、心もホッコリしますね。

　長田米の新米やおむすびも販売しています。

　鰐塚山系から湧き出た冷たい水が流れる長田は稲作にとても適した土地だそうです。今年の新米と高橋農林さんの新米も出品されています。

お米の髙橋農林さんのInstagram→こちら（外部サイト）

　地球温暖化で以前のように紅葉が楽しむのが難しくなってきているような気がします…、四季の移り変わりしっかり感じることも少なくなっているような…

　しかし、ライトで照らされた赤や黄色に色づいた葉っぱを見て短い秋を今年も味わえた気がします。地元をあげて、この時期を楽しんでいる感じにもほっこりしました。

カッパのオブジェ

　カッパ伝説が残っていることから、2017年3月に町内の陶芸家が製作した「カッパのオブジェ」が設置してあります。長田峡公園内には14体あるそうなので、それを見つけるのも面白いですね。

　河童ももしかしたら遊びに来ているかもしれませんよね。そんな長田渓に皆さんもざひ！

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