こんにちは、ベーグル犬８８５です。

知る人ぞ知るすごい場所を紹介します。

先日、とある集まりでスターフルーツが出てきました。「上田熱帯果樹研究所 」のスターフルーツとのこと。とても美味しく、しかもそれが都城産というのでビックリ。

早速見学に行きましたよ！

「上田熱帯果樹研究所 」（平塚町）

場所は財部町に近い平塚町にあります。

ビニールハウスがいくつもあって、いろんな品種の観葉植物や熱帯果樹が数えきれないくらい栽培されています。

案内してくれたのはオーナーの上田純市さんのお父様で代表の上田龍一さん。

7年前に息子を手伝うために福岡から夫婦で移住してきた熊本出身のお父様は、難しいことは『ちょっと忘れた。息子に聞いてくれ〜！』と笑いながら、とても親切に案内してくださいます。

息子が可愛がっている植物を…、つまり孫の世話をするかのように愛情いっぱい注いでいます。竹藪だった荒野を開拓して、ハウスや畑を作り、水やりや温度管理を行っています。

食虫植物（虫を食べる花）

とにかく珍しい植物がさりげなく置かれています。

スターフルーツ

沖縄とか東南アジアの食べ物と思っていたので、都城で見られるなんてびっくりです。

収穫体験

実際に収穫させてもらいました！葉っぱが茂るジャングルのようなハウスの中で、黄色くて太いひだのある凸凹なフルーツがいっぱい垂れ下がっていました。

筆者は「すご〜い！」「やばいっ！」と感動し、気がつけば連呼していました。

過去のSNSの投稿では、地元のパン屋さんがデニッシュとして販売したお知らせが掲載してありました。今年も販売したら買いたいです。

バナナ

バナナは他の熱帯果樹と比べると比較的育てやすいということですが、南国宮崎といっても、盆地である都城の冬の朝晩は冷えるので、寒い日は朝４時ごろに暖房を入れて温度管理をするそうです。

パイナップル

赤いパイナップルも初めて見ました！

イチジク

何十種類ものイチジクの木がありました。

一緒に行った友人は美味しい実がなる方法を相談していました。

パッションフルーツ

沢山実がなっています！もうすぐ収穫できるのかな？

パッションフルーツの花

パッションフルーツの意味は『情熱』ではなく『キリストの受難』という意味だと知りました。中央に突き出る大きな雌しべと雄しべは、十字架にはりつけにされたキリストの形に見えて、花弁はそれを照らす後光のように見えるのが由来だそうです。

パッションフルーツジュース

温かいハウスの中を見学させていただいていたら、休憩所にいつの間にかジュースが用意されていました。

ジュースを飲みながらお父様と楽しくおしゃべり。

上田さんは果樹園を手伝うようになり、顔のシミが薄くなってきたそうです。『パッションフルーツをよく食べるようになったからではないかと思っている』とのことでした。

パッションフルーツはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれているため、美容と健康にも良いと言われていますが、本当なんですね！

ますます早く今年のパッションフルーツが食べたくなります。

この研究所は、南九州大学の環境園芸学科（宮崎県都城市立野町）の研究や実習場所としても利用されているとのことです。在学中この農園に通っていた学生の中には、農業高校の先生になっている方も複数いるそうです。卒業して都城を離れても上田さんに連絡したり、遊びに来たりと、良い交流が続いているとのこと。そんな思い出やエピソードを楽しそうに語ってくださいました。

　ラッキーなことに会社のお昼休みで帰宅した純市さんにお会いできました。（純市さんは近くにある食品会社にお勤めで、平日の日中は不在です。）

短い時間でしたが、質問になんでも答えてくれる気さくな方で、育てている果樹の質問に答えている顔はイキイキしていました。

熱帯植物が沢山ある上田熱帯果樹研究所。植物マニアというかオタクというか収集家で、熱帯植物愛が止まらない上田さん。トロピカルフルーツを始めとする植物の楽園は現在進行形でどんどん拡大中です。

パッションフルーツジャム（800円）

帰りにパン屋さんに寄って大好きなラスクを買ったので、つけて食べました。

また、次の日の朝食でヨーグルトにかけて食べてみました。相性抜群です。

普通のフルーツジャムとは違い、種がポロポロとしているので、シリアルと一緒に食べているかのような食感で満足感も得られる気がしました。

興味のある方はお問い合わせを！

また近いうちに伺いたいと思いました。