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ジブリ映画「千と千尋の神隠し」でお父さんが食べてたアレって結局なんだろう?

BELCORNO

シェフ/ラテアーティスト

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プロのシェフが漫画・アニメ・映画に出てくる料理やスイーツを再現する「ベルコルノの漫画飯」。

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今回の「漫画飯」は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」。冒頭、千尋のお父さんが食べて豚になる、謎の食べ物です。

一見すると弾力のある玉ねぎのようにも見え、赤ちゃん豚のようにも見え、お饅頭のようにも見えるという謎っぷりから、ファンの間でも「あれは何なんだ?」とよくネタにされる一品です。

インターネットでは以前「あれは台湾の肉圓(バーワン)という食べ物に似ている。これがモデルではないか?」と言われたことがあります。

その後、スタジオ・ジブリのスタッフさんにより、固有のモデルはなく「神様のふしぎな食べ物」であるということが明らかにされています。

つまり、この世のものではないため、「再現が不可能」なのです(苦笑。

基本的に「完全再現」を目指す、このベルコルノの「漫画飯」において初めてのことではありますが、ここは再現を諦めて、少しでも、どういったものかの検証を今回は行おうと思います。

ということで、何はともあれ、一度は「似ている」と話題になった、台湾の肉圓(バーワン)を作ってみます。これをベースに、どういったものかを考えてみるという狙いです。

肉圓は、肉饅頭の一種です。中には肉餡。皮は米粉を中心としたでんぷん質を用い、蒸すか揚げるかして火を通す、台湾の屋台フード的な食べ物です。

動画内では、現地のレシピに沿って作ってみました。

・・・とっても美味しかったです(笑)

ですが漫画飯的な結論から言うと、「似て完全に非なるもの」です。

ぷるぷるもちもちの雰囲気こそ共通していますが、子豚のような、小鳥のような外見や、「謎の線」もありません。

動画ではお母さんがバーワンについて「骨まで柔らかい」と言っていますが、これはお母さんが、何かの鳥の姿焼きを食べて言ったことですね。ちなみに鳥肉は焼いただけでは骨まで柔らかくはなりません。圧力鍋で10時間ぐらい煮込めば、「食べれる固さ」にはなりますが・・・つまりこの鳥も、「この世には存在しない何か」だと思います。

こうなると漫画飯、完全敗北です(笑)。この世にない食材では作ることが出来ません。「千と千尋の世界」と同じく、立ち入ってはならない領域なのかもしれません。

何はともあれ、肉圓(バーワン)です。個人的にずっと作ってみたかったのですが、予想よりはるかに美味しいことが分かりました。あぁいう味なら、お父さんが「止まらない」のも納得です。

御馳走様でした!

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【元ネタ紹介】
作品:千と千尋の神隠し 原作:宮崎駿
制作会社:スタジオジブリ

Yahoo!ショッピングで探す:http://u0u0.net/0lMV

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ベルコルノ(伊藤雄一) … ラテアートも得意とする、愛知県のイタリア料理「BELCORNO」のシェフ。ラテアート、お料理のお仕事依頼承ります。 詳細はプロフィールページをご覧下さい!  

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