「食戟のソーマ」葉山アキラの「炙りサンマのカルパッチョ」を、プロが再現 ~【漫画飯】~
プロのシェフが漫画・アニメ・映画に出てくる料理やスイーツを再現する「ベルコルノの漫画飯」。
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今回は、「食戟のソーマ」(原作:附田祐斗先生、作画:佐伯俊先生(集英社))より、「炙りサンマのカルパッチョ」を再現しました。
原作、12~13巻で行われた「秋の選抜の決勝戦」、創真、黒木場、葉山の3つ巴の「サンマ対決」で、葉山アキラ(CV:諏訪部順一さん)が出した品がこちらです。
「香りの天才」葉山アキラの料理ですから、どんなすごいスパイス・ハーブが登場するかと思いきや、使用したのは「オールスパイス」ただ一つ。葉山は、「香りの引き算」をすると同時に、仕上げにサンマを炙ることで引き出す「素材の香り」を皿の上で同時にプロデュースする、という内容です。
特に提供前に「かえし」を塗ったのは秀逸で、甘く濃く、深い味わいとともに、日本人なら誰もが琴線に触れるであろう「焦がし醤油」の薫りが食欲をそそります。
調理工程・素材に関しては、特別なことはありません。材料はスーパーでも手に入りますし、最後のガスバーナーもネットショッピングやホームセンターで、1000円そこそこで購入することができます。魚の三枚おろしさえ出来れば、皮を引く必要もない(仕上げに炙るので)ですし、ご家庭でも作ることができます。
ただ、やはり生で食べるという点。それから、味の濃い「かえし」を合わせるという点で、サンマの質にはこだわりたいところ。味の薄いサンマでは かえしに負けてしまうため、良いサンマを使うようにしましょう。
元のレシピが抜くレシピだったため、小骨は抜いていますが、正直どっちでもいいと思います。プロが刺身として出す場合も、サンマの場合は抜かずに提供する人もいますので。
「俺のカルパッチョはメインを張る」の言葉どおり、力強い料理で、十分に主役となれる皿です。逆に前菜として提供するなら、もう少しビネガー(レモン汁でも可)で酸味を効かせてさっぱり仕上げたほうが、コースの前菜向きになるかと思います。
さすが、「秋の選抜」優勝メニュー。とても美味しいお料理でした!
ごちそうさまでした!
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【 元ネタ紹介 】
作品:食戟のソーマ 原作:附田祐斗先生、作画:佐伯俊先生
Yahooショッピングで探す… http://ur0.work/Wpqm
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ベルコルノ(伊藤雄一) … ラテアートも得意とする、愛知県のイタリア料理「BELCORNO」のシェフ。ラテアート、お料理のお仕事依頼承ります。 詳細はプロフィールページをご覧下さい!
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