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フルタイム共働き、子供4人。「早寝と寝かしつけ」はひとり目で諦めました

ベリーブロガー

保育園児から中学生まで、4人の子供を育てています。私も夫もフルタイム共働き。実家はそれぞれ遠いので、保育園に助けてもらいながら子供たちを育てています。

子育てをしていると、色んな「常識」や周りからのアドバイスが耳に入ってきます。「ごはんはしっかり食べさせなくちゃ」、「夜は早く寝かさなきゃ」。確かに、毎食ごはんは栄養のあるものを用意した方がいいし、夜は21時には寝かせたい。第一子の時はそう思っていましたが、わが家では「早く寝かせる、寝かしつける」は10年前に諦めました。

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子供が生まれてはじめて分かったことがいくつかありますが、そのひとつは、「子供は自分だけでは寝ない!」ということでした。一緒に添い寝してあげて、安心させて、寝かしつけなければ寝ないのです。子供だから20時や21時に自然と眠くなる・・・なんてことはありませんでした。

では、寝かしつけ。これも簡単にはいきません。10分、20分で寝ることなんてまずありません。30分、長い時には1時間以上はかかるので、第二子の長女が生まれて早々に、わが家では寝かしつけを諦めました。

子供を寝かしつけてから家事や自分のことをしようと思うと、その気持が子供に伝わるのか、なかなか寝てくれません。早く寝てよ・・・とイライラしてしまうし、自分が寝落ちしてしまうと「ああ、寝ちゃった・・・。やることが終わっていないのに・・・」と起きた瞬間から罪悪感いっぱい。そういう状態がとても嫌だったのです。

そこで、二人目からは寝かし付けは諦めました。早寝もできていません。平日は私の帰宅が19時頃。そこから夕飯を作って食べさせ、お風呂に入れて、子供たちの一日の出来事を聴いて、明日の準備、歯の仕上げ磨き・・・としていると、あっという間に22時になります。

お気に入りのぬいぐるみと一緒に
お気に入りのぬいぐるみと一緒に

「子供は早く寝かせるべき」。そんな声が周りから聞こえてきそうですが、「何時までに寝かさなくちゃ」と思うと焦るし、子供が寝なければ怒りさえ感じてしまう。

早く寝かせることは、もちろんとても大切なことです。けれど、私の場合は、早く寝かせることに必死になって、一日の終わりに「お母さんが怒っている」と子供たちに思わせることの方をやめました。今は、私の寝る準備でき次第、寝かし付けではなく、「一緒に寝落ち」しています。このスタイルになって、早や10年が経ちました。

寝る時間は22時半は回りますが、わが家の場合はこれでいい。布団に入ったら早く寝入ることができるように工夫をして、子供たちと「おやすみね、また明日ね!」と寝ています。

明日は、早く眠れるようしている工夫2つをご紹介したいと思います^ ^。

文・写真 ベリー

子供4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫を考えることが大好き。教育費を抑えつつも成績上位を目指して、塾なし家庭学習7年目の日々などを綴っています。

Instagram: berry.kurashi(外部リンク)

ブロガー

共働き&子ども4人、家庭学習9年目。家庭学習の進め方や使っているドリル、都内60㎡賃貸マンションでの6人暮らしで生み出しているラク家事・ラクごはんの工夫など、ブログやInstagramで発信しています。著書:『子供4人 共働き 賃貸60㎡で シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)。

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